第47話

XLIII
2,957
2019/03/17 10:23
あなた
あなた
なんでこんなこと・・・
女子
「なんで?なんでかわからないの?良い身分よね」
あなた
あなた
はぁ?・・・・・・ハァハァ(やばい・・・・・・)
女子
「有岡くんと平野くんと仲がいいのはともかく、神宮寺さんや岩橋くんとまで仲がいいなんて・・・・・・許せない」
あなた
あなた
ハァハァ・・・・(ダメ・・・・・・イヴ・・・ダメ)
もう1人の人格
もう1人の人格
ハァハァ・・・なに?単なる僻み?ウケる・・・
女子
「はぁ?ムカつく!!好きにしていいわよ!」
ニヤニヤと気持ち悪く笑う男達が私に迫ってきた

もう1人の人格
もう1人の人格
クスッ・・・・・・私に手を出すの?
男達
「仕方ねぇだろ?こんな上玉とやれるって滅多にないしなクスクス」
もう1人の人格
もう1人の人格
へぇー・・・・・・やりたいだけなんだ・・・・・・つまんないの・・・・・・クスッ
男達
「なんだとてめぇ!!」

もう1人の人格
もう1人の人格
出来るのかしら?・・・あなたのお父様の会社、潰す事くらい簡単なんだけど・・・・・・
女子
「ッ・・・・・・それは」
もう1人の人格
もう1人の人格
あなたが勇太や玄樹に相手されないのがよく分かるわ・・・・・・
女子
「どういう事よ!!」
もう1人の人格
もう1人の人格
私にこんなことする前に・・・・・・ハァハァ・・・・・・そのひねくれた性格直した方がいんじゃない?・・・・・・ハァハァ
女子
「覚えておきなさい!!」
あなた
あなた
えぇ・・・よく覚えておくわ
男達
「おい!帰るのかよ!」
女子
「もういいわよ!」
ゾロゾロと屋上から姿を消した。あなた1人になった瞬間、腰が抜けて座り込んでしまった

有岡大貴
有岡大貴
あなた!
平野紫耀
平野紫耀
大丈夫か?何があった?
あなた
あなた
別に何も・・・・・・
有岡大貴
有岡大貴
さっき、女子達と柄の悪い男達とすれ違ったけど・・・・・・
あなた
あなた
うん・・・・・・イヴが・・・もう1人の私が助けてくれた
平野紫耀
平野紫耀
何も・・・・・・してないよな?
あなた
あなた
(笑)、してないよ
有岡大貴
有岡大貴
良かった
あなた
あなた
帰ろ。
平野紫耀
平野紫耀
立てるか?
あなた
あなた
ぅん・・・うわっ・・・
有岡大貴
有岡大貴
おっと・・・紫耀
平野紫耀
平野紫耀
ヒョイッ・・・・・・無理すんな
あなた
あなた
歩けるから、降ろしてよ
平野紫耀
平野紫耀
ダメー(笑)
有岡大貴
有岡大貴
車まで、大人しくしないと、落ちるぞ?
あなた
あなた
・・・・・・もう/////
紫耀に抱えられ、迎えの車までついた・・・・・・

山田涼介
山田涼介
あなた様?どうされました?
有岡大貴
有岡大貴
あー、腰が抜けたみたいで・・・・・・
山田涼介
山田涼介
ん?腰が抜けた?
平野紫耀
平野紫耀
詳しい事は、俺らも分かりません
山田涼介
山田涼介
分かりました。ありがとうございました
有岡大貴
有岡大貴
いいえ。あとお願いします
山田涼介
山田涼介
はい


あなたは、紫耀に抱えられたまま、寝てしまってた。そして目が覚めた時には、横に廉がついてた


あなた
あなた
ん・・・・・・
永瀬廉
永瀬廉
あなた様?お気づきですか?
あなた
あなた
・・・・・・廉?
永瀬廉
永瀬廉
大丈夫ですか?
あなた
あなた
えっ?あぁ、大丈夫
永瀬廉
永瀬廉
良かった・・・
あなた
あなた
廉・・・・・・
永瀬廉
永瀬廉
お茶、お持ちします
あなた
あなた
待って!
永瀬廉
永瀬廉
はい?どうされました?
あなた
あなた
・・・・・・いて
永瀬廉
永瀬廉
はい?
あなた
あなた
そばにいて
永瀬廉
永瀬廉
クスッ・・・かしこまりました
あなた
あなた
2人の時は、普通に喋って?
永瀬廉
永瀬廉
クスクス、せやな(笑)
あなた
あなた
うん


私は、廉と色んな話をした。小さい時、どうだったか・・・・・・なぜ廉は家業を継がないのか・・・・


永瀬廉
永瀬廉
あなた?
あなた
あなた
ん?なに?
永瀬廉
永瀬廉
今夜・・・・・・ここで寝てもええ?
あなた
あなた
・・・・・・ぅん。いいよ


私にそう、おねだりする廉が可愛すぎて・・・・・・夜は、廉と過ごすことにした・・・・・・


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