第7話

5,595
2019/03/07 17:19
永瀬廉
永瀬廉
失礼します
あなた
あなた
はい、どうぞ
永瀬廉
永瀬廉
ハーブティーをお持ちしました
あなた
あなた
ありがと
山田涼介
山田涼介
廉、後は俺がやる
永瀬廉
永瀬廉
はい。失礼します
あなた
あなた
・・・・・・
山田涼介
山田涼介
どうかされました?
あなた
あなた
・・・別に
山田涼介
山田涼介
クスッ・・・・・・
あなた
あなた
なに?
山田涼介
山田涼介
いえ。なんでも
あなた
あなた
ねぇ、涼介?
山田涼介
山田涼介
はい?なんでしょう?
あなた
あなた
あのさ、なんで私には執事2人なの?
山田涼介
山田涼介
えっ?・・・・・・それは、当主様があなた様の事が心配なのでは?
あなた
あなた
でもさ、お兄ちゃんには執事1人のメイド3人。私は執事2人のメイド5人・・・・・・おかしくない?
山田涼介
山田涼介
そうですか?あなた様の事を、大切に思っているのではないでしょうか?
あなた
あなた
しきたりと・・・・・・関係ある?
山田涼介
山田涼介
(感が鋭い・・・)
あなた
あなた
・・・・・・ん?どうかした?
山田涼介
山田涼介
い、いえ
あなた
あなた
あーー!もしかして図星?
山田涼介
山田涼介
(全く・・・・・・)
あなた
あなた
なんで黙ってるのぉー?
山田涼介
山田涼介
お嬢様、あまり私をからかうとどうなるか知りませんよ?・・・・・・クスッ
あなた
あなた
普段、説教ばかりするからよ!
山田涼介
山田涼介
それは、あなた様が私の言うことを聞かないからです!
あなた
あなた
ケラケラ・・・・・・
山田涼介
山田涼介
明日の朝食は何がよろしいですか?
あなた
あなた
なんでもいいの?
山田涼介
山田涼介
一通りは作れます
あなた
あなた
じゃ、大貴にオムライス!あと、紫耀にはローストビーフ丼、私はパンケーキ3段重ねで🎵
山田涼介
山田涼介
かしこまりました。どちらで召し上がりますか?
あなた
あなた
ここで
山田涼介
山田涼介
では、後で廉をこさせますので、廉に詳しいことをお伝えください
あなた
あなた
はぁ~い
山田涼介
山田涼介
返事は伸ばさないで下さい。
あなた
あなた
はい(笑)

涼介は、部屋を出て廉の部屋に向かった

山田涼介
山田涼介
廉、入るぞ
永瀬廉
永瀬廉
あっ、はい
山田涼介
山田涼介
廉後であなた様の部屋に行って、明日の朝の支度を聞いておけ
永瀬廉
永瀬廉
分かりました
山田涼介
山田涼介
朝食は、俺が作る。後は、任せた
永瀬廉
永瀬廉
はい
山田涼介
山田涼介
あと・・・部屋に行った時・・・・・・
永瀬廉
永瀬廉
はい?
山田涼介
山田涼介
いや、やっぱいい
永瀬廉
永瀬廉
???

🚪コンコン



あなた
あなた
はい
永瀬廉
永瀬廉
失礼します
あなた
あなた
あっ、廉
永瀬廉
永瀬廉
明日の朝、何時にお目覚めですか?
あなた
あなた
いつもより、30分早く起こして
永瀬廉
永瀬廉
かしこまりました
あなた
あなた
・・・・・・あのさ
永瀬廉
永瀬廉
はい、まだ何か?
あなた
あなた
前に、廉は私の味方って言ったよね?
永瀬廉
永瀬廉
はい。私は、あなた様の見方です(ニコッ)
あなた
あなた
ドキッ/////
永瀬廉
永瀬廉
あなた様?熱でもあるんですか?
あなた
あなた
な、なんでもない!(なに、不意に笑うの!ドキッとしたじゃん!!)
永瀬廉
永瀬廉
本当ですか?
あなた
あなた
廉は、うちのしきたりの事どう思う?
永瀬廉
永瀬廉
・・・・・・あ、しきたりですか・・・
あなた
あなた
変だよね・・・
永瀬廉
永瀬廉
そうですね・・・でもある意味、守られているようなきがします
あなた
あなた
守られてる?誰が?
永瀬廉
永瀬廉
慧様や、あなた様です
あなた
あなた
そーかなー?
永瀬廉
永瀬廉
はい。
あなた
あなた
まっ、いいか。大貴も紫耀も今までと変わらないって言ってたから
永瀬廉
永瀬廉
そうでしょうか・・・
あなた
あなた
えっ?
永瀬廉
永瀬廉
あっ、いえ。喋りすぎました。失礼します
あなた
あなた
廉!待って

足早に向かう廉を呼び止めた

あなた
あなた
どういう意味?私達は、ずっと友達なの!これからもずっと!
永瀬廉
永瀬廉
私の考えなんですか・・・どちらかを選べば、どちらかが悲しむのではないかと・・・今のように楽しくは過ごせないのではないかと・・・
あなた
あなた
はぁ?私達は違う!
永瀬廉
永瀬廉
はい。存じています
あなた
あなた
だいたい、誰が決めたの?大貴と紫耀を婚約者候補だなんて
永瀬廉
永瀬廉
・・・・・・・・・
あなた
あなた
廉!言いなさい
山田涼介
山田涼介
失礼します
あなた
あなた
涼介、呼んでない
山田涼介
山田涼介
廉、部屋へ帰れ
永瀬廉
永瀬廉
はい
あなた
あなた
私は廉と話してるの!離しなさい!
山田涼介
山田涼介
無理です
あなた
あなた
離して!涼介!!
山田涼介
山田涼介
この、じゃじゃ馬が!

暴れる私の両手を涼介が縛った。
あなた
あなた
はぁ?なにしてんの
山田涼介
山田涼介
少しは黙れ
あなた
あなた
はぁ?

いつもと違う表情、いつもと違う口調・・・・・・何故かドキドキしてしまう・・・

ゆっくりと近づく涼介の迫力に負け、後退りをする・・・・・・

ドンッ

ベットにぶつかった

あなた
あなた
ちょっ、涼介?
山田涼介
山田涼介
なに?
あなた
あなた
あっ、いや、いつもと違うから・・・

涼介が軽く私の肩を押す

バサッ・・・・・・

ベットに倒れた
あなた
あなた
うわっ!
山田涼介
山田涼介
クスクスッ・・・・・・いつまで、普段のお前で居れるかな・・・・・・・・・ニヤッ
あなた
あなた
・・・・・・えっ?

私は、涼介に恐怖を感じた・・・

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