第19話

XVIII
4,152
2019/03/09 15:49
有岡大貴
有岡大貴
お前・・・・・・
平野紫耀
平野紫耀
ジン?なんでここに?
神宮寺勇太
神宮寺勇太
今日から俺、ここに転校してきたんだよ
あなた
あなた
なんで?
神宮寺勇太
神宮寺勇太
なんでって・・・・・・あなたちゃんに一目惚れしたからに決まってるじゃん?
あなた
あなた
えっ?・・・冗談やめてよ
平野紫耀
平野紫耀
ジンには、あなたはない(笑)
有岡大貴
有岡大貴
だよな(笑)
神宮寺勇太
神宮寺勇太
そんな事ないよ!こんなに可愛いのに
あなた
あなた
(うわぁ~、まじ苦手なんだけど)
有岡大貴
有岡大貴
(あなたの苦手なタイプだ・・・)
平野紫耀
平野紫耀
(あなたにジンは、ありえない(笑))
あなた
あなた
大貴、紫耀?!何考えてる?
有岡大貴
有岡大貴
ん?いや、なー?紫耀
平野紫耀
平野紫耀
へっ?あっ、ぅん。大丈夫
あなた
あなた
何が大丈夫なの?
神宮寺勇太
神宮寺勇太
そんなことより、今夜、僕の家に招待したいんだけど
あなた
あなた
なんで、招待されなきゃいけないのよ?
神宮寺勇太
神宮寺勇太
えー?そんなの、未来のお妃様になるんだから当たり前でしょ?
あなた
あなた
はぁ?なに言ってんの?
有岡大貴
有岡大貴
あなた、俺らも行こうか?
平野紫耀
平野紫耀
だな・・・・・・
あなた
あなた
わ、わかった。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
フフッ・・・・・・ありがと🎵
廉に連絡しとかなきゃ
あなた
あなた
📞プルルルル
永瀬廉
永瀬廉
📞はい。
あなた
あなた
あっ、廉?
永瀬廉
永瀬廉
📞どうされました?
あなた
あなた
📞詳しいことは、帰って話すけど今日、私の友達に招待されたんだけど・・・・・・
永瀬廉
永瀬廉
📞招待・・・ですか?
あなた
あなた
📞ぅん。で、ついてきて欲しいの。あと・・・涼介も・・・
永瀬廉
永瀬廉
それは・・・・・・
あなた
あなた
あっ、違うの!廉がどうとかってやつじゃなくて、何か・・・・・・嫌な予感がするの・・・
永瀬廉
永瀬廉
かしこまりました。伝えておきます
あなた
あなた
お願いね
有岡大貴
有岡大貴
あなた、永瀬さんに報告?
あなた
あなた
ぅん
あなた
あなた
大貴・・・・・・
有岡大貴
有岡大貴
ん?どうした?
あなた
あなた
私・・・・・・神宮寺くん・・・・・・苦手(ギュッ)
有岡大貴
有岡大貴
あなた・・・・・・
あなた
あなた
今日の夜・・・・・・私から離れないでね・・・
有岡大貴
有岡大貴
/////・・・わかった
あなた
あなた
紫耀にも伝えて・・・・・・
有岡大貴
有岡大貴
あぁ・・・・・・

何故か分からないけど、私は神宮寺勇太という人が怖かった・・・・・・悪い人の眼をしているように見えて・・・・・・


そして、夜・・・・・・・・・



神宮寺邸に着いた・・・・・・
有岡大貴
有岡大貴
あなた?大丈夫か?
あなた
あなた
へっ?・・・あっ、ぅん
平野紫耀
平野紫耀
大ちゃんから聞いた。俺ら離れないから・・・
永瀬廉
永瀬廉
あなた様、私も側から離れませんので。
あなた
あなた
ぅん。・・・・・・涼介は?
永瀬廉
永瀬廉
涼介さんは、少し遅れてご到着の予定です
有岡大貴
有岡大貴
大丈夫だから・・・
平野紫耀
平野紫耀
行こう
あなた
あなた
ぅん


車から降りて、5段ほどの階段をのぼると、赤絨毯。その両脇には、メイドや執事が並んで頭を下げていた


神宮寺勇太
神宮寺勇太
あなたちゃん、いらっしゃい
あなた
あなた
お招き、ありがとうございます
神宮寺勇太
神宮寺勇太
いいえ。こちらへ
あなた
あなた
はい
大広間には、給仕達が手早く料理を取り分け、それぞれの前に配っていた
神宮寺勇太
神宮寺勇太
では、皆様どうぞ
3人
「頂きまぁす!」
あなた
あなた
(今日はさすがにお淑やかにしなきゃまずいよね?)
永瀬廉
永瀬廉
(あなたさま、今日だけは・・・・・・)

紫耀もちゃんとしてるしね・・・・・・
平野紫耀
平野紫耀
カチャカチャ・・・パクッ
あなた
あなた
カチャカチャ・・・パクッ
神宮寺勇太
神宮寺勇太
クスクス・・・・・・なに、みんな喋らないの?
有岡大貴
有岡大貴
あまりにも、美味しくて
あなた
あなた
(涼介や廉の方が美味しい・・・なんかちょっと変な味がする・・・)
私は、フォークとナイフを置いた
神宮寺勇太
神宮寺勇太
あれ?あなたちゃんお口に合わなかった?
あなた
あなた
いえ。帰って、永瀬の作った茶菓子を食べ過ぎてまして・・・・・・
有岡大貴
有岡大貴
(!!!!ちゃんとしてる(笑))
神宮寺勇太
神宮寺勇太
いつもの口調でいいよ(笑)
あなた
あなた
私、少食なので・・・・・・
神宮寺勇太
神宮寺勇太
そっか・・・。(メイドを呼んで)下げてあげて
あなた
あなた
あっ、すいません
神宮寺勇太
神宮寺勇太
何か飲む?
あなた
あなた
要らない・・・


🚪コンコン

山田涼介
山田涼介
失礼致します。伊野尾家ご令嬢第一執事の山田です。ご一緒してもよろしいでしょうか?
神宮寺勇太
神宮寺勇太
ん?あなたちゃん、執事二人いるの?
あなた
あなた
涼・・・介・・・・・グラッ・・・あれ?
山田涼介
山田涼介
おっと・・・・・・
平野紫耀
平野紫耀
あなた!!!!
有岡大貴
有岡大貴
おい!大丈夫か?
永瀬廉
永瀬廉
あなた様?あなた様?
山田涼介
山田涼介
・・・・・・ん?
涼介は、あなたの食べかけであろう食事を見つけ匂いを嗅いだ
山田涼介
山田涼介
クンクン・・・・・・チッ
伊野尾慧
伊野尾慧
はぁ~~い!今晩わーおじゃまするよー
永瀬廉
永瀬廉
慧様!
何故ここに?
伊野尾慧
伊野尾慧
ん~とねぇ~、取引先からの帰りで山田があまりにも遅いから?
山田涼介
山田涼介
慧様・・・・(ゴニョゴニョゴニョ)
伊野尾慧
伊野尾慧
へぇ~そうなんだクスッ
神宮寺勇太
神宮寺勇太
貴方は、次期当主であなたちゃんのお兄様ですね?
伊野尾慧
伊野尾慧
大正解~🎵よく知ってるねー
有岡大貴
有岡大貴
おにいさん、俺あなた送っていきます
伊野尾慧
伊野尾慧
あー、有岡くんも平野くんも立たない方がいいよ?  永瀬、あなたを家まで
永瀬廉
永瀬廉
はい。かしこまりました
有岡大貴
有岡大貴
どういうことですか?
伊野尾慧
伊野尾慧
この食卓・・・・・・おかしいことが沢山あるよねー
平野紫耀
平野紫耀
ん??
山田涼介
山田涼介
まずは、神宮寺様の飲み物。
平野紫耀
平野紫耀
あっ、色が違う!
有岡大貴
有岡大貴
違う!そうじゃない!
伊野尾慧
伊野尾慧
神宮寺くんだけ、アルコール度低めの赤ワイン・・・・・・でも、他の人は白ワイン・・・・・・
山田涼介
山田涼介
たぶん先程の食事に、あなた様だけ少し強めに睡眠薬でも入っていたのでしょう。あるいは・・・・・・神経系の弱い毒
平野紫耀
平野紫耀
ジン・・・・・・お前!!
伊野尾慧
伊野尾慧
まぁまぁ、平野くん落ち着いて
有岡大貴
有岡大貴
クソっ・・・・・・
山田涼介
山田涼介
どちらにしても神宮寺様だけ、何らかの薬の効果を無効にするもの・・・・・・・・・赤ワイン・・・
伊野尾慧
伊野尾慧
何が目的かなぁ?優太お坊ちゃま?
神宮寺勇太
神宮寺勇太
・・・・・・・・・・・・なぜ、分かったのですか?
山田涼介
山田涼介
それくらいわからなくてどうします?
神宮寺勇太
神宮寺勇太
チッ・・・・・・
伊野尾慧
伊野尾慧
この事は、ここだけの話にしてね?あなたが心配しちゃうから
有岡大貴
有岡大貴
で、なんでこんなことすんだよ?
神宮寺勇太
神宮寺勇太
言ったじゃないか?一目惚れだって
平野紫耀
平野紫耀
そんなの正々堂々とすればいいやん!こんなことする必要ある?
有岡大貴
有岡大貴
そーだよ。毎朝男子からのアプローチは全部断るけど・・・・・・
伊野尾慧
伊野尾慧
まぁ、うちの可愛いあなたにあんなことしたんだから、どうなるかわかるよね?
神宮寺勇太
神宮寺勇太
すいません。
山田涼介
山田涼介
あなた様が一番嫌う事・・・・・・
神宮寺勇太
神宮寺勇太
えっ?
山田涼介
山田涼介
このやり方です。正面からぶつかってみてはいかがです?
神宮寺勇太
神宮寺勇太
勝ち目は・・・・・・ない・・・・・・
有岡大貴
有岡大貴
たぶん、俺達は選ばれることはない
平野紫耀
平野紫耀
うん、そうだね。だって親友だし
神宮寺勇太
神宮寺勇太
・・・・・・・・・
有岡大貴
有岡大貴
それに俺らが決めることじゃねぇーし
平野紫耀
平野紫耀
あなたが決めることだから
伊野尾慧
伊野尾慧
あなたに任せるしかないんだよ。山田!帰ろー
山田涼介
山田涼介
はい。では失礼致します
平野紫耀
平野紫耀
ジン、あなたは普通に接していればいいよ
有岡大貴
有岡大貴
そーゆーこと。
神宮寺勇太
神宮寺勇太
・・・・・・・・・・・・

暫く、沈黙が続いた。その後、何気ない話とかをして2人は家に帰った。


ただ、大貴だけはあなたの屋敷の前にいた・・・・・・

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