第30話

932
2022/01/29 14:56
「その子はね、金麗家に引き取られたんだよ。」
五条悟
五条悟
じゃあ、今は金麗家の人間ってこと?
「そうなるね、その後どうなったかは知らないけど。」



あのヒモ男が言ってたな。



捨てた子がいるって。





つまり五条家で生まれ、すぐに養子に出されたあなたは金麗家に引き取られた。



金麗家は御三家じゃない。


呪術の概念がない家で、たった1人だけ呪霊が見えた。

で、捨てられたと…。



それを偶然俺が拾ったわけだ。


「どうしてお前が突然そんなことを聞いてくるんだ?」
五条悟
五条悟
あ?あぁ、拾ったの
「ひ、拾った?」
五条悟
五条悟
外で意識失ってたんだよ。
今は高専で預かってる。
「呪力がないのにか?」
五条悟
五条悟
はぁ…わかってねぇな
「なんだと?」
五条悟
五条悟
あいつ、呪力も術式もあんだよ、
「なッ、なんだって?」
五条悟
五条悟
六眼、それに無下限も持ってんの
「ど、どうして、、、生まれた時は何も持っていなかったはずだ」
五条悟
五条悟
ある日突然だよ、
「それで高専に?」
五条悟
五条悟
そうそう、特訓してんの、
今の実力ならお前ら殺せるくらいだわ
「生意気な口叩くんじゃないぞ」
五条悟
五条悟
見捨てたのはお前らだろ
「…」
五条悟
五条悟
フッ、返す言葉もねぇってか、
聞きたいこと聞けたし、俺は帰る。
じゃあな
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五条悟
五条悟
俺が引き取ればあいつは五条だ
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どうも。作者です。


五条さんと五条の親父の会話長くなっちった



すまんすまん。

じゃ、グッバイ。

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