第43話

最終決戦④
先に動いたのは俺だった









力強く押し込み相手をよろめかせる










「お前の力はそんなものかァァアア!!!」



「黙れエエェェェ!!!」


壁の割れた破片を相手へと投げ飛ばす







剣でそれを防ぐ








再び破片を取り俺は術を詠唱する
破片は業火に包まれ、俺はそれを何度も投げる








「グゥッ……!!」


「オラァあ!!!」






大きな破片を思い切り蹴り飛ばす



「そんなもんで俺様が倒せると思っておるのかああああああああ!!!!」








剣を振り上げ駆け込み俺に剣を振り下ろす刹那!!!








俺は咄嗟に屈み、腹部を目掛けて剣を突き刺した!!







「グァハッ!!!!」

── ボトボトッ









腹部に刺した剣、俺も頭からこの男の血を浴びる。







「グゥゥウウ…貴様……貴様、きさ、ま、貴様ァァァァ!!!!」








剣を抜くとよろけながらも先程より鋭い剣撃が俺に襲いかかる








「グアアッ!!!」







デッドの剣が俺の片腕を攻撃し一撃入れられる








片腕は使い物にならなくなる






それでも俺はもう片方の手で剣を取り思い切り振り下ろす












── 交わされた…っ!













「おらァァァァ!!!!」




「グハッ!!!」






腹部に鋭い切り傷を入れられる、膝が地に着きそうになる






それでも必死に耐えた







この男を睨んだ






倒さねばならないのだ!







この男を、倒さねばならない







「おら、どーした!!! さあ! かかってこい!! 斬切竜団の幹部様よォォォオオ!!!」








どーする……





いや、考えてる暇などあるものか……











俺は流れる血を横目に再び剣を向ける






術を詠唱する
手に纏う豪華の炎…剣へとまとわりつく









「これで決めてやる!!」


「やって見やがれ!! グァハハハハハ!!」







俺達は再び剣を振りかざしお互いの急所を狙った




俺の腹部に再び奴の剣が刺さる



血を吐いた



意識が遠くなる















だが、俺の剣は奴の心臓を貫いていた









剣を引き抜くとデッドはその場に倒れ






動かなくなる




俺はその場にしりもちを着くように座り込み、そのまま仰向けになった





勝った……………のだ……