第46話

あの男 再び③
「うおおおおおおおお!!!!」

僕の元へ目掛けて走ってくる


僕は術を詠唱する
物理攻撃を跳ね返す術だ



何とか逃げながら僕はリュウを移動させる、部屋の隅へ


リュウに回復呪文を唱えてから再び逃げる


どうする、攻撃するにしても
高度な技ばかりしかない


失敗すれば己に降りかかる


僕は自分に物理攻撃と特殊攻撃を跳ね返す術を詠唱した後、高度な技を使うことにした



そうしなければ、勝てない!



こいつは何が苦手なんだろうか



僕はリュウと同じように火の術を詠唱した


巨大な火の玉が大男に降り注ぐ、それは何個も


ユティは「ぎゃああああ」と鳴きながら嫌がった


僕はその術を何度も使う


そのうち何度か僕にも攻撃が当たる


それでも使い続けた


あいつが技を出せないくらいに早く



「ぎぃやあああああ!!!」


鋭い爪が僕に向かってくる!



大丈夫! バリアがある!


技は僕に届かずユティは怒り狂った


何度も爪を振り下ろす


当たらない僕に技を当てようとする


僕は逃げた


その間にも術を詠唱し続ける


途中、麻痺の術を詠唱した


だけどそれはユティには効かなかった


火の玉の攻撃を何度も唱える


すると、術式の中に火の龍になり大一撃を食らわせることの出来る技があった


それは自分が使えるエネルギーを最大に利用した大技だった


僕はこの攻撃にかけてみようと火の龍になる



バリアが解かれる


火の龍で胸元目掛けて突っ込む


大きな穴が開く


ユティは痛がる様子で暴れ回っていた


僕は全てのエネルギーを使い果たしてしまい動く気力もなかった


「ぎぃやあああああ!!!」


「っ…………!」


倒れなかった!



奇声を上げて僕に爪が振り下ろされる



「っ、ごめ……リュウ…」