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第50話

最終決戦⑦
共闘して戦うもバラベルトとの力の差は圧倒的だった


「これじゃあキリがない」


「どうする」


間合いを取りながら俺達は考える


だがどうやっても隙がない


「とにかくやるだけやるしかない、こうなっては話す間も時間の無駄だ」


「そうだな」


「作戦会議は終わったか、いくぞ!」


俺に向かって斬り掛かるバラベルト


それを剣で受け止める


その隙をダツが狙い斬り掛かる


腕に傷を負わせる


「くそがっ!!」


「よし!」


再び斬り掛かる


俺が横から攻撃を入れるとバラベルトはそこに気を取られた


その隙に再びダツが斬り込む


それを受け止めるバラベルト


「いっけー!」


ザシュッ!


「グハァッ! ッ……くそ、が!」


一度怪我を負わせてしまえば……


その時だった


「ダツ! 茶色のカバン!」


「茶色の……?……これかっ!!」


「なっ!」


それはバラベルトのポーションだった


落ちて割れるとそれを見ていたバラベルトの視線が真宙に向かう


「キ、サマァァァァァ!!!」


「うわああああ!!」


ガシャン!


「この子には指一本触れさせないよ!」


「2人とも……」


「お前の相手は俺たちだろうが!!」


ザシュッ! ザシュッ!


「ぐあアアア!!」


ドサッ


片膝を着くバラベルト、脇腹と腹部に一撃ずつ


「くそっ……くそっくそっくそーーっ!!」


剣を横に凪ぐと、バラベルトは立ち上がった


血を流しながら高笑いをする


「アーッハハハハハハハハ!!! ここまでとは思わなかった! もっと呆気なく殺されてくれるかと思ったがね」


「何がおかしい!」


「そうだよ、こうでなくては面白みがない」


そう言ってバラベルトは剣を天井へ向ける


「我が神よ! 我に力を与えたもう! 天、空、地、風、草、木、水、土! 我が名はバラベルト! 今こそ我に! 黒き暗黒の闇を!」


「なんだ……っ!」



ゴゴゴゴゴ……。



地響きがする、それと同時に黒い渦が天井に生まれそれがバラベルトの中へ入っていく


「まずい! この技は!」


「リュウ離れてぇぇ!!」


ドォン!!


「グハァッ!」


衝撃波で飛ばされる、壁に激突する


白いモヤがかかっている


そっと目を開ける


「…ッなんだ、これは…」


シュゥゥゥゥ……。


そこに居たのは、【黒龍】だった