第2話

【傭占】口先だけだ🔞
3,945
2022/06/29 22:17
◤◢◤◢注意◤◢◤◢
・傭占(ナワーブ(通常衣装)×イライ(通常衣装))
↑↑↑衣装よって設定が異なるため、表記します。
・🔞描写あり
・短い(3300字)
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ナワーブ視点。

イライ
イライ
ナワーブ!
今日のゲームは勝ったんだろう?
良かったら祝杯として
私の、部屋で、、、
酒、、、でも、、、飲まないかい?
夕方頃、何試合目か分からないゲームに勝利し
部屋に戻ろうとした頃、
俺が丁度イライの部屋を通り過ぎる瞬間に
ドアを開け、俺の名前を呼ぶイライ。
点眼使ってたんだな。なんて可愛く思っていれば
酒の誘い。

これはイライからのサイン。
ヤろう、なんて口に出来ない聖人サマのイライは
" "の俺を誘うとき、
決まって酒に誘う。
どうせ朝からさっきの試合に勝つと
分かっていたくせに。
まったく、全てお前の自作自演に思えてくるよ。
俺を誘うかのように魅力的な動き、声。
そんなのに男の俺が理性を抑えきれるわけも、
断る訳もなく、あっさりと承諾し、
1度部屋に戻って支度をしてくるとだけ伝えて
部屋を出る。
部屋を出た後、俺の頬が緩んでいるのも、
あいつには見えてるんだろうか。
俺がどんなに楽しみにしているかも、
どれだけぐちゃぐちゃにしてやりたいかも、
全部全部、お前にはお見通しなんだろうか。
ナワーブ
ナワーブ
はぁ、、、
そんな訳、ないよな。

お前はその天眼を命よりも
大切にしていると同時に、
その天眼を、抉り出したいという程に
恨んでいるんだろ。
だからお前は不安な時、
必要のある時以外は使わない。
「覗き見みたいで悪趣味じゃないか。」
とも言っていたがね。
部屋に戻り、泥と自分の血で汚れた服を
脱ぎながら支度を進める。
この服、ボロボロになってっけど
次の試合までには治るんだよな。
全く不思議な場所だよ。
傷も、ゲームが終わった瞬間にゃありゃしねぇ。
ゲーム中は死ぬまで
その痛みから逃れる術はないんだがな。
本当に最高な程悪趣味だ。
支度を終わらせ、コンコン、と
イライの部屋のドアをノックし、名前を告げれば
入っていいよ、鍵は空いているから。
なんて嬉しそうな声が聞こえてくる。
ドアを開ければベッドにちょこんと座るイライ。
少し居心地悪そうに緊張気味に、
横に来いとベッドを優しく叩いたのを見て、
はにかみそうになるのを必死に抑えつつ
イライの横に腰を下ろす。
少しの緊張を解すために部屋を見回せば
相棒の梟がいなくなっている事に気が付く。
何故かと聞けば耳まで赤くしながら、
あぁ、散歩じゃないかなぁ、、、。
という返事。
ナワーブ
ナワーブ
エロいな、、、///
イライ
イライ
えっ、私がかいっ!?///
他に誰がいるんだよ、と冗談を飛ばすと、

確かにそうか、、、って、私はそんなっ、
え、えっちじゃ、、、ない、よ、、、///

なぁ、聖人サマ。
あんたはどうしてそんなに心を掻き立てる。
そんな可愛い仕草を見せられちゃぁ
神に祈る以前の問題だろ。
イライを見ていると可愛くて可愛くて
もっと欲しくて、欲が止まらなくなるんだ。
これ以上俺を欲張りにさせないでくれよ。
強欲なやつはカミサマとやらに
助けて貰えないんだろう?
まぁ俺は、あんなもの信じちゃいないがな。
ナワーブ
ナワーブ
ッ、、、イライ、
そろそろ、、、いいか、、、?///
イライ
イライ
、、、うん、、、////
長いスカートのような服(これ誰か名前教えて)
の上から腰を撫でつつ足先まで指を動かしていく。
触れているだけでぴくぴく震えるのが可愛くて、
もっともっと触れてやりたくなって堪らない。
服をぬがし、胸を弄ると段々ぷっくりと
胸の飾りが赤くなり始める。
声も柔らかい口端から漏れ、吐息が溢れる。
目隠しの着いていない瞳が、
俺の言葉では言い表せない程に綺麗で。
全てを見透かすように、俺を透き通るように、
青く輝く瞳が俺を捕える。
イライ
イライ
ぁ、、、ふッ、うぅッん、、、♡
なわーぶ、、、ぅんッ♡
ナワーブ
ナワーブ
可愛いな、イライ、、、///
気持ちよさそうに震えながら
俺の方に手を伸ばし名前を呼ばれると
我慢が聞かなくなる程には相当理性に応えている。
俺の傷だらけのゴツゴツした手が、
傷1つないイライの肌に触れていいのか、
汚してしまうのではないかと
毎回毎回、頭の端で考えながらの行為だ。
この関係に名前ができる頃には、
そんな考え、消え去っていればいいが。
恐らく消えることは無いだろうよ。
手袋だけつけた状態のイライを弄り回して、
とろとろになるまで我慢しつつ、
向こうからのおねだりを待つ。
我ながら姑息だと思う。
でも俺には出来ないよ。
お前はあまりに眩しすぎるから。
血みどろの手を俺からお前に向ける勇気は、
俺にはまだない。
傭兵なんて金で命落とす
仕事とも言えねぇもんなのにな。
そんなもんに多少の誇りと愛国心を
兼ね備えちまった俺は、
もう傭兵ですらないのかもしれない。
シャブもガンパウダーも散々吸った。
人の肉を削ぐナイフを何度も赤く染めた。
正真正銘の人殺しだ。
それなのにお前は。
聖人は聖人らしく悪い人間を捌けよ。
俺の罪を測ってくれ。
宝を扱うように接しないでくれ。
お前が眩しくて、目が焼けそうなんだ。
言ったところでお前は大丈夫だよ、
なんて口八丁なことを言うんだろ。
そしてお前もそれを理解した上で言っている。
いい性格してんな。ほんと。
イライ
イライ
な、わ、ぶぅ、、、?ッふ♡
はや、く、ッひぁッん♡
ナワーブ
ナワーブ
ふッ、ふッ、、、///
挿れるぞ、ッふ、、、///
痛かったら言ってくれ///
ぷくっと桃色に染まった入口に
ガチガチになった自身を押し当てる。
ひくついているせいか、
押し当てるときすしているかのように
吸い付いてきて、
それを口に出せば顔が赤くなり、
青い瞳を逸らした。
イライ
イライ
て、ぶくろッ、じゃま、、、だッ♡
ん、ふぁうぅッ♡
ベッドの端に投げ捨てられた
革製の手袋が目に止まる。
奥まで挿れ終わると、
イライは首に手を回して抱きついてきた。
こいつから発せられる謎の花のような香りは
ナイエルが調香した香水だろうか。
抱きつく力が強くなる度にふわっ、ふわりと香る
花の匂いは、これが夢なのかもしれない、
なんていう幻夢に包もうとしているかのようだ。
俺の手でどろどろにされたイライも、
甘い声も、全てが夢で、俺の幻だったなら。
それはそれでいいかもしれない、
と少し思ってしまう自分がいた。
理由は考える必要も無い、か。
────かりっ。
項になにか冷たいものが触れるのが分かる。
これはイライの大切なもの。
命に替えても守り抜きたかったもの。
俺はそれを大切にしたいと思うよ。

婚約者も含めてお前という存在が成り立っている。
ここにイライがいるのは良くも悪くも
少しは婚約者のおかげ、とも言えるのかもな。
イライ
イライ
なわ、ぶぅ♡
あっ、ふぅうッん、んん"ッッ♡
ひッ、きもちッ、なわーぶぅッッ♡♡
熱い。
イライの中は熱くて、
きゅうきゅう締め付けてきて、
理性が溶けたのか、もっともっとと強請る様子は
聖人とは思えないほどに酷く乱れていて。
こいつをこんなにしたのは俺自身。
そう思うだけで背徳感が募り、
少しばかりゾクゾクしてしまう。
全く馬鹿か俺は。
汗でしっとりした髪も、涙でぐちゃぐちゃの顔も
全部全部、俺がやったんだ。
イライ
イライ
んッんん"────ッ!!♡♡
ナワーブ
ナワーブ
ッ、くッ、イライッ、、、♡
2人とも同時に果てた後、
しばらく動けないイライをなだめるように
抱き合って少し談笑を交わす。
イライは小っ恥ずかしそうに
火照った頬を隠しながら、
先程の面影を消すように、にこやかに微笑んだ。
悔しくもその笑顔にやられた俺の顔は赤くなり、
外していたフードを奥まで深く被る。
隠さないでよ、なんて話から、
また談笑が続くのだ。
暖かい肌が離れ、
イライの細い指が目に映る。
銀色の婚約指輪が、
ここ以外にどこに置くべきかとでも
言いたげに佇んでいた。
満たされた気持ちと、離れてしまった寂しさ。
まだ火照る体は暖かく、
冷たさなど感じられるはずもなかった。
それなのに。


それなのに。
イライの"1番"大切なものだけが、
俺の中で酷く冷たく映っていた。
━━━━━━━━━━━━━━━
終わり。










主
はい。初の傭占でした。
ちなみにこれはボツです。
話の方向性が定まらないまま
だったんでね。
主
本来は指輪について
もっと書くつもりだったんですが、
何分初なもので、
少し戸惑ってしまいました。
主
こんな感じでゆる〜く行きますが!
良ければお付き合い頂けたらなと
思います!よろしくお願い致します!
主
それでは!またね〜

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