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第2話

出会い
2
2020/02/02 13:16
今日は放課後に友達の祐里(ゆり)と
勉強会に行きます。
まず、成績を上げる努力をしたくて、
一緒にいて安心する祐里と一緒に勉強会することを
決めました。
祐里は、特別可愛いというわけではないですが、
友達はたくさんいて、愛嬌のあってとても優しい子です。
一緒にいて、楽しくなるし、会話してる時も祐里は聞き上手で、
よく私が自分の話をすると、褒めてくれます。

私は、そんな祐里が大好きです。。

午後の5時27分、駅前で集合でした。
3時間勉強するということで、参考書など
ワーク、課題などをたくさん持ってきたので、
鞄が重いです…
祐里を待ち始めて5分。
ただただ重いなぁと思いながら待ってました。
祐里を待ち始めて10分。
ちょっと遅いなぁと思いながらも待ちました。
待ち始めて15分。
祐里からは連絡が何も来なくて、何かあったのかな?と思いました

30分経ちました。
流石に遅いなと思って連絡してみました。

「大丈夫?何かあったの?かれこれ30分だけど、」
と送ってみました。

3分後。

「え?今日何かあるっけ?今友達のまゆみたちとと遊んでるけど…」
と、祐里から返信が来ました。

私は唖然としました。
でも、私は声が小さかったので、聞こえなかったのかもしれません、
そう思うと私が悪い…と感じました。
祐里は天然な部分があったのでそのせいもあるかなと
考えました。私は返信しました

「いや、ううん。連絡先間違えちゃった💦ごめんね、なんにもないよ。
まゆみちゃんたちと楽しんでね☺️」

嘘をつきました

これは私が悪い、その日は1人で
カフェで勉強を1時間しました。
店内は寒くてあまり手が動かなくて
勉強があまり頭に入ってきませんでした。
時計を見てみると7時13分。
寒くて耐えられなかったので帰ることにしました。
祐里から返信が来ました。

「そうなんだ、天然だね笑今1人なの?よかったら一緒に遊ぶ?まゆみたちも居るけど。」

私はなんだか申し訳なくて、

「今日はごめん(>_<)この後予定あるんだ…また今度一緒に遊ぼ!
寒いから気をつけてね❄️」

と、送りました。

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