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2021/08/17

第7話

No.06 先輩
私は真っ赤な顔をした圭くんに怒鳴られその場を去った。
今日は部屋に戻り、誤魔化してくれた亜喜はもう寝ていた。
私もシャワーを浴びて、目を閉じ圭くんのことを考えながらも眠りについた。

_______
水無瀬 亜喜
きて……起きて!!
榊 楓愛
ん?おはよう
亜喜の声で目を覚まし、上体を起こしてつつも返事をした。
水無瀬 亜喜
準備しないと遅れちゃうよ
亜喜は、頬を膨らませた。どうやら、亜喜は準備万端の様子だった。
榊 楓愛
ごめん。すぐ着替える
クローゼットに入っている制服を取り出し、着替えた。鞄には今日の準備を昨日のうちにしておいた。
榊 楓愛
準備万端。いつでも行けるよ
水無瀬 亜喜
了解!行きましょう!
亜喜は扉を開けて、廊下に出て、亜喜に連れて私も廊下に出た。
水無瀬 亜喜
ねぇ、4号室どうだった?
榊 楓愛
えぇ、特に何もなかったよ
男の娘がいた。なんて流石に言えない…
水無瀬 亜喜
そっか、レポートの話題には無理そうだね
榊 楓愛
私の行った努力はどこに
水無瀬 亜喜
ごめん。せっかく行ってくれたのに。昼ご飯奢るから。このとおり
亜喜は両手を顔の前であわせて、なんとか私に説得しようとしていた。
榊 楓愛
分かった。昼ご飯奢りで許す
水無瀬 亜喜
ありがとう!!
そんなことを言ってる間に、教室に着いた。
榊 楓愛
今日は教室が騒がしいな
教室に繋がる扉に人が大勢いる,特に女子が。
水無瀬 亜喜
皆んなの真ん中にいるのは……真幸先輩!?
榊 楓愛
真幸……真幸…あぁ、霊能力があるっていう人か
神代 真幸
……
真幸という人と目があった。
そして、人の輪を抜けてこちらにやってきた。
神代 真幸
水無瀬くん、昨日のお札はどこに?
水無瀬 亜喜
真幸先輩……あぁ!お札なら楓愛にあげました
亜喜は隣にいる私の背中をちょいと押して前に出させた。
榊 楓愛
お札なら昨日貰いましたよ
神代 真幸
君、名前は?
榊 楓愛
榊 楓愛です。先輩は?
神代 真幸
僕は、 神代 真幸かみしろ まゆき。よろしく、榊くん
神代 真幸
いきなりだけど、今日の放課後、僕の部屋に来てくれないかな?
周りから黄色い歓声が聞こえる。歓声というより雄叫び。
神代 真幸
いや、今日の放課後絶対に俺の部屋に来い
私にだけ聴こえるように顔を近づけ耳元で囁いた。
榊 楓愛
わ、分かった。今日の放課後、先輩の部屋に行きましょう。
神代 真幸
ありがとう。では、僕はこれで
そう言って先輩は去った。
水無瀬 亜喜
真幸先輩……かっこいい!!
亜喜は去っていく先輩の背中を熱心に見ていた。
榊 楓愛
亜喜は先輩のこと好きなのか?
水無瀬 亜喜
えぇ!?急にどうしたの楓愛!恋愛話なんてしない楓愛が……
榊 楓愛
いや、だだ気になっただけ
水無瀬 亜喜
う、うん。私、真幸先輩が好き……なの
頬を赤く染めてモジモジしながらそう言う亜喜は恋する乙女同然だった。
水無瀬 亜喜
だから、楓愛が真幸先輩にお誘い受けたの羨ましい!
榊 楓愛
私は、今すぐに亜喜に譲りたいぐらいなんだけどね
集まっていた女子たちは散らばり、私たちはやっと教室に入れた。
授業中、女子達の「楓愛と真幸先輩関係」というコソコソ話が聞こえて、授業に集中することはできなかった。