うららにあって謝りたい…けど会ってくれるのか?あれだけ追い詰めで倒れるまで追い込んだ…
最低なことをした…
うららは優しくていい人なことは身に染みてわかってるけど…怖い…
あの優しいうららに…拒否されるのが怖い…
でも…
俺が怖がっちゃダメなんだ…
うららはもっと怖かったはずだ…
謝ろう。許してもらえるなんて思ってない。
でも少しでもうららの気持ちが軽くなるなら…
自己満足なのかもしれない。自分勝手なのかもしれない。それでも…俺はうららの気持ちが軽くなると信じたい。
病院到着
病室。
壱馬さん…なんで私に会いに来たんだろう…
もう顔見たくないとか言われんのかな…しょうがないよな…
ギュッ
なんだったんだ…?あのドキッ!としたの…
俺はえりが好きなんじゃなかったのか…?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!