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第22話

感謝
7,167
2023/01/14 09:07
あとから聞いた話によると
私が紫耀くんに話した数日後
撮影終わりに紫耀くんが廉くんを家に呼んで
叱ったらしい

















ガチャ
永瀬廉
永瀬廉
お邪魔します
平野紫耀
平野紫耀
先に手洗ってリビングに行ってて
永瀬廉
永瀬廉
わかった













2人は椅子に向かい合わせで座った
永瀬廉
永瀬廉
紫耀、話ってなに?
平野紫耀
平野紫耀
正直に話してほしいんだけど
永瀬廉
永瀬廉
うん
平野紫耀
平野紫耀
あなたの下の名前ちゃんに暴力とか
振るってないよね?
永瀬廉
永瀬廉
ギクッ
平野紫耀
平野紫耀
やっぱりしてたんだ…


永瀬廉
永瀬廉
したよ
永瀬廉
永瀬廉
それあなたの下の名前から聞いたん?
平野紫耀
平野紫耀
うん
永瀬廉
永瀬廉
そっか
そう言い家に帰ろうとする
平野紫耀
平野紫耀
ちょっと待てよ!
そう言って廉の腕を力強く抑える
永瀬廉
永瀬廉
なに?
平野紫耀
平野紫耀
まだ話終わってない
永瀬廉
永瀬廉
もうないでしょ
平野紫耀
平野紫耀
あのさ
平野紫耀
平野紫耀
あなたの下の名前ちゃんがどれくらい辛い思いしてるか考えたことある?
永瀬廉
永瀬廉
いつも考えてるよ
平野紫耀
平野紫耀
じゃあなんでそんなことできるの
永瀬廉
永瀬廉
誰にもあなたの下の名前を取られたくないから
平野紫耀
平野紫耀
取られたくないって…








平野紫耀
平野紫耀
ずっとそうしてたら廉から
余計に離れてくよ
永瀬廉
永瀬廉
なんでそうなるん?
永瀬廉
永瀬廉
俺はただあなたの下の名前を大事にしてるだけやで
平野紫耀
平野紫耀
大事にしたいのはわかるけど
やり方が残酷なんだよ
永瀬廉
永瀬廉
それはわかってる
永瀬廉
永瀬廉
もう自分では止められへん
平野紫耀
平野紫耀
じゃあ僕が止める
平野紫耀
平野紫耀
廉の事




永瀬廉
永瀬廉
いや、無理でしょw
平野紫耀
平野紫耀
あんなに辛そうにしてるあなたの下の名前ちゃんを
見たら止めるしかない
永瀬廉
永瀬廉
あなたの下の名前には悪いと思ってるけど
俺が止められへんなら紫耀には無理やて
平野紫耀
平野紫耀
なに言ってんの
平野紫耀
平野紫耀
何年、廉を見てきたと思う?
平野紫耀
平野紫耀
親友を正しい道に連れてくのが
親友でしょ
永瀬廉
永瀬廉
俺の事そう思ってたん?
平野紫耀
平野紫耀
うん
永瀬廉
永瀬廉
こんな酷いやつなのになんで
助けようとしてんの…
平野紫耀
平野紫耀
それは長年、廉と居れば
廉がいい人だってわかるからだよ
永瀬廉
永瀬廉
そんなことない
永瀬廉
永瀬廉
俺、もう無理かもしれへん…
平野紫耀
平野紫耀
何諦めてるの?
正直な気持ちあなたの下の名前ちゃんに伝えてきて
永瀬廉
永瀬廉
いや、できへん…
平野紫耀
平野紫耀
今の廉ならできる
平野紫耀
平野紫耀
だから行ってこい
紫耀は廉の背中を叩いた
永瀬廉
永瀬廉
…っ
永瀬廉
永瀬廉
わかった…







で今に至るらしい
(なまえ)
あなた
本当に紫耀くんには感謝だね
永瀬廉
永瀬廉
うん
永瀬廉
永瀬廉
本当に紫耀が親友で良かったし
感謝しかない
永瀬廉
永瀬廉
あなたの下の名前もありがとうな
(なまえ)
あなた
うん
(なまえ)
あなた
これからは2人で頑張っていこうね
永瀬廉
永瀬廉
そうだな
と私達は笑いながら話した
後日2人で紫耀くんの家に行き改めて感謝を伝えた





























🐢最後まで読んで下さりありがとうございました!
 これで完結です。最後まで読んで下さり応援して
 くださった方々ありがとうございました!
 新作を出す予定なのでお楽しみに!
 こんな小説がいいなどありましたらコメント欄まで
 お願いします🙇‍♀
 ではまたどこかで。

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