第145話

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2022/08/12 03:13


昔々_______


世界にいたのはアダムとイブの2人だけだった。

2人は仲良く暮らしていたが、ある日2人は神の言いつけに背いて「禁断の果実」を口にしてしまう。

2人が犯した「神に背いた罪」は彼らの子孫_____人間に引き継がれた。

だから人間は生まれながらにして誰でも罪を背負っている。

人間は神に背かずにはいられない。



だから







_________人間は誰しもが罪人で、誰も悪くない。










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まい
よかったね、今日が晴れで
いや、ホント雨降るかと思ってた


私は廉と2人で華やかに装飾された廊下を歩く。

俺、雨男だしなー
まじでよかった
まい
いやいや、新婚旅行?引っ越し?
全部雨だから!
悪いって〜
まい
もうー!
ははっ……!
あ、まいここだろ
まい
あっ、ホントだ
じゃあ後でね
うん、楽しみにしてる


廉がニコッと笑い、つられて私も笑ってしまった。





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??
すごくお綺麗ですよ
まい
うわ〜綺麗!


私は眼下に広がる純白のフリルに思わず声を上げた。

に……似合ってるかな?

すこし重くて、だけどフリルがたくさん付いてとても可愛いドレス。

何時間も悩んでやっと選び抜いたお気に入りのものだった。

廉は……なんて言ってくれるかな。






サナ
ま、まいっ〜!!
まい
あっ!サナ!
サナ
えっ、えーー!!
似合いすぎでしょ!!キレイ!

緑のワンピースに身を包んだサナがやって来た。

髪をアップにして濃いめの化粧をしたサナはとても綺麗だった。

そして、その左手の薬指にはしっかりとリングがはめられていた。
サナ
改めて、結婚おめでとう!
まい
もう〜それ何回も聞いたよ笑笑
サナ
だって今日は結婚式だよ!
言うに決まってるじゃん!


廉ともう1度結ばれてからさらに5年_____


廉とはあの後から付き合うようになって、遠距離とは思えないほどラブラブしていた。

そして、1年前にプロポーズされた。

デートの帰り道に「結婚する?」って当たり前のように言われて、一瞬何が起きたのかわからなかった。

だけど、その後に廉が差し出す指輪を見て涙が溢れた。

私……こんなに幸せでいいのかなぁ……

初恋が叶った。

ずっと好きだった人からプロポーズされた。

きっとあの瞬間、ううん今も私は誰よりも幸せだ。

そして、今日は私と廉の結婚式です!
まい
サナこそ、身体は大丈夫??
サナ
全然元気だよ〜☆
今5ヶ月!
まい
早く会いたいな〜
サナの赤ちゃん
サナ
私も!
あっ、私そろそろ会場の方行くね
まい
うん!わざわざありがとう
サナ
式場で待ってるね!


サナも自分で幸せを掴んでいる。

私も今とても幸せ。

……そろそろ会ってもいいのになぁ。

私の________



















??
まい



私の大切な人___________







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