第10話

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2020/08/01 10:47

《まい》


シュン
まい、こっち来て
まい
え……?まっ、待って!

お兄ちゃんは私の腕を掴んで私を引っ張っていく。

いつもより、ちょっと乱暴……

どうしたんだろ……お兄ちゃん……




お兄ちゃんは私を窓のそばまで連れて行く。

そして、カーテンをシャッと開ける。
まい
え?何して……
シュン
窓に手ついて
まい
えっ!な……なんで……

この窓は直接道路には面していないけれど、ちょっと私の家を覗いたら見える位置にある。

手……ついてって……

もしかして……
まい
こ……ここでするのぉ?
シュン
うるさい
もうするから

お兄ちゃんは静かに言い放つと、私のアソコにアレを近づけてきて……



ヌプっ


まい
……っっあ!まっ……てぇ……ヤダっ!

お兄ちゃんはバックでアレを入れてきた。

私はどうすることもできなくて、窓に手をつく。

ま……待ってよ!お兄ちゃん!

見える……

見られちゃう!

窓に私とお兄ちゃんがヤっている姿が映る。

私の胸がたぷんと揺れてる。

そして、私の中を出入りするお兄ちゃんのアレ。
まい
んん〜っ……!ダっ……メ!や…めてぇ……

もし人が通って私の家の方を少しでも見たら……

私のエッチな姿、見られちゃう……

そして何より、私がお兄ちゃんとシているところをみんなに見られる!

ダメ……!

お願いやめて!

なんで……こんなこと……

お兄ちゃんが好きなのに……

私はお兄ちゃんが好きなのに……

もう……わかんないよ……
まい
ああ……んっ!もっ……う……やめ…て…////

目から雫が落ちる。

あれ……私、泣いてるの?

なんで……

……
 
お兄ちゃんはいつも優しいの。

私をいっぱい甘やかしてくれて、でも叱るときは叱ってくれて。

いつも私を気持ちよくしてくれるのに……

今日のお兄ちゃんは……

ただただ乱暴なだけだ。





お兄ちゃんのアレは私の中をかき乱す。

クチュクチュ……

私の愛液が音をたてる。


シュン
壊れろよ、まい……
何も考えられなくなるくらい気持ちよくなって……
シュン
そして……

お兄ちゃんのアレが私の奥まで突っ込まれる。

そして、私の中で勢いよくお兄ちゃんの精子が発射される。






シュン
俺のこと嫌いになれよ……

お兄ちゃんのアレが抜かれる。

私の愛液とお兄ちゃんの精子が私の中からトロっと垂れてくる。

私は腰の力が抜けてその場に座り込んだ。

もう何も考えられない……

お兄ちゃんは、涙を流しながら呆然とする私をちらっと見る。

そして、近くにあったお兄ちゃんのパーカーを私にかけてくれた。

そのまま何も言わず自分の部屋に行ってしまた。
まい
……うっ

私の口から嗚咽が漏れる。
まい
うっ……やっ……だよぉ〜……

私の目からボロボロと涙が落ちる。

やだ……やだやだやだやだ!

お兄ちゃんのこと嫌いになんてならないよ。

なりたくないよぉ……

お願い……

私の前からいなくならないで。

お兄ちゃんと一緒にいるためなら、私は何だってするもん。

絶対に誰にも言わないよ……

近親相姦……禁忌を犯したことを ______

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