……ん?…暗っ…電気…今何時?……え?
狭っ…なにこれ……箱?
え?……誘拐された?…こんな普通の女子高生が!?
ガタッ…ガタガタ
え?…何?
まっぶし…
………え?ここ……どこ?……棺桶?
あなた…早くでてあの列に並んでください
目の前には変なカラスの仮面を被った男
は…はい…
『ん?……着てる服が……こんなの…持ってたっけ?』
『でも……どっかで…見たことあるような……』
『この風景…棺桶……どこで見たんだ?』
ちょっと、早く並んでもらっていいですか?入学式が進まないじゃないですか!
は…はい!すいません!
タッタッタッ
列に並ぶ
『入学式……浮かんでる棺桶……この服………』
『ハッ!……ツイステだ!……え?…ツイステって…ゲームだよ?……ツイステに似てるけど…ゲームの中だし…なわけないか』
思考回路を巡らせているうちに自分の番が来た
『え?……目の前にあるのって……闇の鏡?』
『え?…じゃあガチでツイステの世界に来たってこと?』
『え?じゃあ私が監督生?……いや…始まり方が違う…』
汝の名を告げよ
『あ〜…ガチのやつだ…え?待って日本にいた頃の名前でいいの?……いや…やばいよね?』
『なんか…なんかないかな……えっと……』
あなた・リアンです
あなた・リアン汝の魂の形は…
『お願い…どっかの寮に割り振って!!!!!!!!』
スカラビア寮
『ハッ!……よかった……こんなとこで目立ちたくないからね…』
スカラビア寮はこっちだ!
タッタッタッ
その後数人名前を言って寮が割り振られていった
『とりあえず今は…フードがあることを感謝して…1回考えをまとめよう』
『多分…私はツイステのゲームの世界に来てる……でも寮もちゃんと決まってるし…グリムがいないから…監督生ではない……』
『ということは……そうモブ!…推しを思う存分眺めていられるモブなのです!』
_______さ、これで入学式と寮分けは終わりかな?
『あ、このセリフ…リドル寮長だ…』
いいかい新入生たち。ハーツラビュル寮ではボクが法律だ。逆らう者は首をはねてやるからそのつもりで
『わーお……ほんとに言ってる……』
……ふぁ〜あ。やっとかったるい式が終わった。
『あ、これ…レオナさんだ…あ、間違えた、レオナおじたんだった……』フフッ
さっさと寮に戻るぞ。
サバナクロー寮、付いてこい。
『わ〜…声良!』
新入生のみなさん。この度は入学おめでとうございます! みなさんが充実した学園生活を送れるよう
『あ、……指定暴力団オクタヴィネル寮の寮長アズール・アーシェングロッド先輩だ……フルネームで言いたくなる名前……』
オクタヴィネル寮寮長として
精一杯サポートさせていただきますよ。
『オクタ入ってたら…あれなんかな?…対価なしでお願い聞いてくれるとかあるんかな?………まぁあのアズール・アーシェングロッド先輩のことだきっとないだろう……モストロ・ラウンジでこき使われて終わりだ……きっと……うん…きっとそう』
それにしても学園長はどこ行っちゃったのかしら?
式の途中で飛び出して行っちゃったけど……
『…あ…ヴィル先輩だ………学園長が…飛び出して行った………と…言うことは…監督生さんはいる…ということですね!……ほ〜…どんな人なんだろ……楽しみだな〜🎶』
職務放棄…………
『イデア先輩〜違うんですよね〜……監督生さんを探しに行ったんです』
腹でも痛めたんじゃないか?
『そろそろ来るかな……』
違いますよ!
『はい来た〜!』
あ、来た
『今同時でしたね……リドル寮長!』
まったくもう。
新入生が1人足りないので探しに行っていたんです。
さぁ、寮分けがまだなのは君だけですよ。狸くんは私が預かっておきますから、早く闇の鏡の前へ。
ふぐぐー!!!
『あ、グリムいた……あれ?この後確か…グリム火吹くよね?』
『離れとこ…カリムさん……燃えたケツは消火しますから……1回燃やしといてください……』←酷いな
汝の名を告げよ
ユウです
ユウ……
汝の魂のかたちは………
………………
…………………
わからぬ。
『はい来ました監督生君でけって〜い』
なんですって?
この者からは魔力の波長が一切感じられない……色も、形も、一切の無である。
よって、どの寮にもふさわしくない!
『そりゃ化学の世界で育ったんだもんね……じゃあなんで私使えるの?…寮に入れたってことは…魔法使えるんだよね?』
『もしかして…私……化学の世界で育ったんじゃないんか?』
ざわざわざわざわざわ……
『めちゃめちゃざわざわするやん……小学生か?』
『私がおかしいのか…ふむ…』
魔法が使えない人間を黒き馬車が迎えに行くなんてありえない!
『行っちゃったんだよ…馬車だって間違えることぐらいあるさ〜…多分私も間違えてるよ』
『とんだポンコツじゃねぇか……』
生徒選定の手違いなどこの100年ただの一度もなかったはず。
一体なぜ……
『ゲームがはじまるからだよ!』
もごもご…ぷはっ!
だったらその席、オレ様に譲るんだゾ!
あっ待ちなさい! この狸!
『こwwwのwwwたwwwぬwwwきwww』
そこのニンゲンと違ってオレ様は魔法が使えるんだゾ! だから代わりにオレ様を学校に入れろ!
魔法ならとびっきりのを今見せてやるんだゾ!
みんな伏せて!
ん " な" 〜〜〜!!
『あ!大事な監督生さんが反応遅れてる!』
ダッ!
ドンッ!
うわっ!あ、ありがとうございます
突然突進してごめんなさい…反応遅れてたから…
うわあ!! あちちちっ! 尻に火が!
すいません立てますか?…壁によりましょう
は…はい…
このままでは学園が火の海です!
誰かあの狸を捕まえてください!
愛の鞭とか言う変なの持ってんじゃん…それで捕まえればいいのに…人任せは嫌われるぞ
フッ
『やば…声に出てた…』
面白いこと言いますね
ってそんなこと言ってる場合じゃないですね
チッ……かったりぃな。
アラ、狩りはお得意でしょ?
まるまる太った絶好のオヤツじゃない。
なんで俺が。テメェがやれよ。
『落ち着きたまえよ…誰でもいいから捕まえなって……アズール先輩とリドル寮長の役目だったわ』
いたいけな小動物をいたぶって捕獲するというみなさんが嫌がる役目、この僕が請け負います。
『ほれ来た』
さすがアズール氏。
内申の点数稼ぎキマシタワー。
なぁ、誰かオレのケツの火ぃ消してくれてもよくねぇ!?
『あ、忘れてた』
『多分…使えるんだよね?……水…水…』
フイッ
ペン振ってます
パシャ!
『お〜……ほんとにできた』
お!誰かわかんないけどありがとうな!!
みなさん、私の話聞いてます!?
はぁ…。狸捕まえるくらいアンタがやりゃいいだろ、センセー。
『同意見』
オレ様は狸じゃねぇって何度言わせるんだゾ!
偉大なる魔法士になる男・グリム様とはオレ様のことだゾー!
『海〇王に俺はなる!…やべぇ違うやつだこれ…』
威勢のいい小動物ですね。
リドルさん、お願いできますか?
違反者は見逃せないからね。
さっさと済ませるとしよう。
--------キリトリ線--------
はい!1話はここまでです!
ゲームと同じところで切ってるんですけど多分入学式終わったらもうそこから私の妄想になるんですよね…
流れは…同じにする予定なんですけど……
あ、あと『』←これ1作目読んでた方はわかると思うんですけど吹き出しの人が思ってることを表してます!
まぁ1話はこの辺で!みなさん!
おつなこでした!バイバーイ!
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編集部コメント
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