テスト初日
今日は保体 理科 音楽のテストだ。
キーンコーンカーンコーン.....
一時間目のテストが始まる。
いつもはチャイムが鳴ってからしか座らない人達も今日はすでに座っている。
最初の5分、先生がテストを配る。
配り終わって、ついにテストが
始まる
皆が一斉にシャーペンを持ち、書き始める。
[テストをして]
キーンコーンカーンコーン......
休憩になった
クラス全部が一斉にざわつく
私は、てを伸ばして、背中を伸ばす。
背中をつつかれた
振り向くと
後ろの席のクラスメート、瀬名 雅ちゃん 通称セナちゃんが話しかけて来た
もともと好きな理科も、先生が来てからもっと好きになった。
次の理科は先生との約束があるから頑張れた。100点は無理かもだけど。
その次の音楽は微妙だった
今日はテストだから3時間。お昼ご飯は家で食べる。今日は、ママが3:00まで帰ってこないから、1人でご飯。
[帰りの会]
皆が帰っていく。私が最後だった。
教室を出ようとする。
正直、理科は自信あった。
先生が何故かちかずいてきて、膝を曲げて、私と同じくらいの背になった。
いつもより顔が近い。心臓の音聞こえちゃうー。
私の耳元で
恥ずかしい。
私は心臓のドキドキを追い払うように下駄箱まで走った。
今日は久しぶりにゆまと帰った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。