放課後、私は教室に残った
その時、私は先生にいきなり手をぎゅっとされた
そんなに赤い⁉
恥ずかしい。
先生がとぼける。
突然全く関係ない話をされた
いっても良いかな、ゴミ被ったって
迷っていると。
先生の言葉が嬉しい。
でもこれはゆまの問題だから。
それから、私は先生と前よりいっぱい話すようになった。
先生から、いっぱいいろんな話を聞いた。
先生は高校以来彼女のいないこと。
先生の親が厳しいこと。
この他にもいっぱい聞いた。
私の事もいっぱい話した
昔、いじめられていたこと。
キスされたことがあること。
小学生の時、パジャマのまま学校に行ったこと。
恥ずかしい事もいっぱい話した。
先生の事、もっと好きになった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。