え?
なんで…
体育館へ行って徹に聞こうとしたら,彼女は「コテン」と音がつきそうな程わかりやすく首を傾げ
わかってる
新しいマネージャーが入ることはいいことだって
あの時のことはもう“昔の話”
わかってる
わかってるはずなのに…
また不安が込み上げてくる
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??? 𝑠𝑖𝑑𝑒
あれ?先輩の声じゃーん
名前なんだっけ,忘れたw
“前のこと”?
“また同じようなこと”?
なにそれ気になる〜
ってか,最後のやつなによ,随分と好かれてるんだね
うっざww
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あなた 𝑠𝑖𝑑𝑒
徹は黙って私を見つめてる
嬉しいよ
その言葉,すごい嬉しい
けどさ,
どうして
そんなに簡単にあの子を信じるの?
また前と同じことになったら
私はどうすればいい?
私の居場所は
学校しかないのに。
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これから物理的に()お話が進んでいきます!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!