そう言って体育館から離れた手洗い場に連れて行く
まだ演技してんの?
そういうの,いいから。
ほら
本性出しなよ
さっきとは全然違う黒い笑顔に冷や汗が出る
“ 冷静に ”
そう何度も言い聞かせて
“ あでも ”と彼女は続けた
“ 頑張ってください‼︎ ”
満面の笑みでそう言って体育館の方へ戻って行った
こっわ
普段女の子らしく振る舞うことはないけど
あまりにも態度の差に驚いて足がすくんだ
別に泣かないけど。
だって
泣いたら負けな気がする
自滅してどうすんだってな
立ち上がって戻ろうとする
え?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
皆様,もう少しで年も明けますね
私はソファーの上でごろごろしながら小説を書いていました
もうそろそろ物語も中盤,
いや,まだ序盤の終盤ですかねw
お気に入り80↑
ハート160↑
👀4000↑
もう本当に皆様のおかげですありがとうございます
まだ始めて1ヶ月も経っていないというのにこんなに沢山の方々に支持を頂けて感謝の気持ちでいっぱいです
来年もこんな私の駄作のストーリーに付き合ってくれると嬉しいです
それでは皆様,良いお年をお迎えください
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。