かめむしくんと会える日までの学校は
とてつもなく楽しかった。
そうなのだ。昨日までは あと3日!
おとついまでは あと4日!
ってゆってる。
ドキッ
私は驚いた。
かっ、かめむしくんが カッ、彼氏??
かめむしくんは最近仲よくなった
年上の男友達やもん。
えっ…ないない。
彼氏とか…できひんもん。
かめむしくんは男友達やもん!
会える日が迫ってきた。
ついに明日だ。
アルバムを聴きながら勉強してると、
バンドのお知らせメールが来た。
再来週の土日は 最強バンドメンバーで盛り上がろう!
⚡️最強バンドフェス⚡️
場所 …
時間 …
ー出演予定バンドー
。
。
。
出演予定のバンドには
私の大好きなバンドがいっぱい書いてあった。
かめむしくんとやったら絶対楽しめそう。
私はベッドに着くと、アルバムを聴きながらゆっくり寝た。
かめむしside
どうしよ。あなたにやっと会える。
かめむしは自分の横にあった
くまのぬいぐるみをブンブン振り回した。
サイバが横から入ってきた。
もー サイバ邪魔してきやがってー!
いつかあなたにも紹介せなな…
かめむしはちょっと怒りながらクマくんを抱いて
寝室へいった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。