るぅとside
僕は今、夕飯を作っている
明莉が寝てから、2時間経過
夕飯の下ごしらえ中です
明莉も可哀想に…僕が変わってあげたい
そう思いながらもケガしないように気をつけていると
トントンと、足音。
起きちゃった……かな?
そういって彼女はじーっと見てくる
めっちゃ見られても緊張するんだよなぁwww
なんかの発表会やすときの緊張感がありながらも素早く準備を進める
今は20時
晩御飯は「めちゃめちゃ美味いっ!!」
って言って
すぐ食べ終わっちゃって……w
勢いよく食べてくれるのは嬉しいけど
大丈夫なのかなww
さて……と。明莉はテレビを見てるし、僕はやる事あるから部屋行くか…
部屋いくねといって立ち上がろうとした時
やっぱり一緒にいた方が良かったのかな…
で、でも期限があるし…
…はぁ
もっと近くに居てあげたい
なら、早く終わらせなくちゃ!
ごめんね
多分2時間くらい経過しただろう
すぐ戻ってくるって言ったのに遅くなっちゃった
そしたら明莉が急に抱きついてくる
息が熱い
多分具合悪くても我慢して待っててくれたのだろう
もうほんとに明莉ったら
明莉は風邪ひいたら甘えるタイプなのか
フム(( ˘ω ˘ *))フム
ううっ…可愛い…
やっと寝かせれる…と思い、そそくさとベットへ連れていく
「一緒に寝るんだもん」ってしつこく言うもんだから「適度な」距離をとって寝ることにした
だって純粋な女の子とねるなんて、僕でも出来ないもん
彼女に背を向け、端っこで丸まってると
ポンポンと、背中を叩いてくる
そういって、お望み通り…?に強く抱きしめてあげる
起きても起きなくてもどうでもいい
明莉はわかって無さすぎる
………………ばーか
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!