そして土曜日の朝である。
ひろみが何やら庭で作業をしていた。
なぜか意外な反応されて・・・
その話をひろみが聞いているとも知らず・・・
ひろみは何も言わずにその場から立ち去った。
そして、つかの間のデートのようなものをしているのは、美代と武尊だ。
2人はいつの間にか、時々会うようになっていた。
わたし、すごくドキドキしてる。
だけど・・・・これが何を意味するかはまだ美代はわかっていなかった。
武尊君の秘密を知るまでは・・・・。
そして気分よく帰ってきた美代は・・・
と、嬉しそうな顔
と、広行を無視した。
付き合っていると言いたかったが・・・
そう戸惑ったが、広行は
なぜか壁ドンされている美代さん。
慎二は止めようとしていたが、2人の喧嘩は収まる気配なしだ。
急に慎二が叫び・・・
と、花束を差し出す。
美代は受け取りその花を眺めている。
そう言って出ていった。
でも、ちょっとズキっと来たのは気のせい?
だけど、玄関の外では・・・
実はその花は美代に贈るつもりでいたのだ。
とからかうように言った慎二は美代の気持ちを確かめようとした。
関心がないのか?
とさっさと弥生の部屋に行ってしまった。
そして指示通り美代は博美に花を渡した。
ちゃんと広行からだと伝えて・・・
複雑な気持ちの美代はひとりベランダに居た。
あー!もうなにこのきもち!
わたしは武尊と付き合うつもりでいるのに!!
美代の複雑な気持ちを知らないまま・・・お見合いを迎えるのであった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!