第11話

昼飯賭けてトリガーオン
2,723
2021/04/04 05:21
今日は平日
防衛任務もなく学校で授業
そしてそこまで楽しみでもないが昼休みの時間
1人で屋上に向かった
そこには影浦先輩と村上先輩がいた
貴方「お、先客だ」

影浦「あ?あなたじゃねーか」

村上「元気がないように見えるな」
そう、何故なら
貴方「弁当忘れたんだよ!」

影浦「クソどうでもいい感情向けんじゃねーよ」

貴方「どうでもいいとはなんだ!
   こっちは腹減ってんじゃい!」

村上「お、オレの弁当分けてやろうか?」

貴方「村上先輩は優しい!けど大丈夫!
   基地で模擬戦ふっかけて誰かに奢らせる!」

影浦「不良かっての」

貴方「カゲサンニハ言ワレタクナーイ」

影浦「んだと?」

貴方「悔しかったら模擬戦で勝負だ!」

影浦「やってやるよ、鋼も付き合えや」
村上先輩もオロオロしながら頷き
俺達は学校が終わった後すぐ基地に向かった
貴方「勝負は3本
   まずは俺と影浦先輩でその後に村上先輩
   村上先輩は1本目の後に5分の時間をとるから
   サイドエフェクト使っていいよ
   俺が3本とった場合
   その人に昼飯奢ってもらうからね」
話をまとめ俺と影浦先輩はブースに入った
ステージ設定はなしでいきなり正面から始まった
貴方(影浦先輩の強みは
   スコーピオンを繋げて伸ばす攻撃
   それなりに速いから追尾弾 ハウンドで撃ち合えば
   なんとかなるか)

影浦「考え事で動きが硬ぇな!」

貴方「! シールド」
わざと足を狙われた
急所に来ると思い防御が回らなかった
貴方(ま、いいか)
  「アステロイド、追尾弾 ハウンド

影浦「グッ!」
《トリオン漏出過多 影浦ダウン》
俺 影浦先輩
2  1
貴方「1本とられたー」

影浦「最後にグラスホッパーはねぇだろ」

貴方「先輩だって近距離で
   スコーピオン投げてきたじゃん」

村上「終わったか」

貴方「よし!次は村上先輩!
   1本目始めよー」
1本目はレイガストで守りに入りながらの攻撃だった
スコーピオンで攻めながらアステロイドでゴリ押した

2本目はスラスターで加速され間近の旋空でダウン

3本目に影浦先輩のスコーピオン技で急所を切断
貴方「クッソー
   結局2-1で昼飯なしか」

村上「あ、そういえば食堂の割引券が余ってたな」

貴方「マジ!?」

影浦「.......チッ、おいさっさと行くぞ」

貴方「ハハッ、カゲさんはツンデレだなー」

村上「素直じゃないな」

影浦「誰がだ!潰すぞ!」

貴方「さっき潰しあっただろ
   まぁ影浦先輩の場合ツンが9割かな」

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