第2話

日常は騒がしい
5,445
2021/03/14 22:34
宇佐美『あなた
    もうその辺にトリオン反応はないから
    玉狛に帰ってきても大丈夫だよ』

貴方「了解、本部に連絡頼むな」

宇佐美『わかった』
俺は小さく息をつきながら
目の前に転がる残骸を背中に歩いた

本部から少し離れた場所に俺は帰る
小南「おかえりあなた
   防衛任務だったの?」

貴方「まぁな、京介達は?」

小南「とりまるならバイトよ
   そのまま家に帰るみたいだから
   会うのは明日になるわね」

貴方「そっか、あぁー腹減った」

小南「今日はレイジさんのご飯よ
   あたし達も行きましょ」
部屋に向かうと
レイジさんが台所に立っていた
レイジ「おかえりあなた
    小南と2人で運んでくれるか?」

「「はーい」」

陽太郎「遅いぞあなた!
    このおれをまたせるとはなにごとか!」

小南「何言ってんの
   あなたは任務に行ってたのよ
   遊んでたあんたとは違うの」

貴方「まぁ別にいいけどさぁ
   陽太郎、明日のおやつやるから
   さっさと手伝え〜」
陽太郎は喜びながら支度を手伝った
宇佐美も部屋に来てみんなでご飯を食べた










─翌日─
レイジ「起きたかあなた
    今日学校だろ
    帰りに買い出し頼んでいいか?」

貴方「あぁ、今日の当番俺だから
   色々買ってくるな」

レイジ「任せたぞ」





あくびをしながら歩いてると
後ろから陽気な声が聞こえた
米屋「おーっすあなた、眠そうだな」

貴方「いきなり突っかかるな
   昨日は防衛任務だったからな」

米屋「へー、なぁ久しぶりにランク戦やらね?」

貴方「まぁいいけど今日はパス」

米屋「なんで?」

貴方「買い出し頼まれてっから空いてねぇ」

米屋「つまんねーの」

貴方「空いてる時に付き合ってやるから」





米屋「そういえば授業のノートって
   分かりやすく書いてあるよな」

貴方「だって出水の分があるだろ?
   後で見せてやれるしな」

米屋「そういや遠征行ってるんだっけか
   妙なとこでマメだよな」

貴方「お前はもう少し真面目に授業受けろよな」

米屋「はいはい、じゃオレ秀次と帰るから
   ランク戦忘れんじゃねーぞ!」

貴方「わかったって」

プリ小説オーディオドラマ