第24話

朗報
2,058
2021/05/14 00:03
貴方「.......」
疑問です

何故俺が暇な時に限って
支部に誰もいないのでしょうか

ため息の次に電話が鳴った
貴方「はーい」

小南『あ、やっと出た』

貴方「何用で?」

小南『は?聞いてないの?
   修が起きたのよ』

貴方「マジで!?なんで言ってくれねーんだよ」

小南『アンタが寝てたからでしょうが
   レイジさんととりまると行くんだけど
   あなたはどうする?』

貴方「もちろん行くだろ」

小南『オッケー、病院で待ってるわよ』

貴方「はいよー」
電話を切り支部を出た

病院のロビーには小南たちの姿はなく
病室に向かった
烏丸「やっと来ましたね」

小南「遅いわよ!」

貴方「悪かったって」

レイジ「病院だぞ、静かにしろ」

三雲「先輩、わざわざありがとうございます」

貴方「おう、無事でよかった」
俺たちは修の無事を確認したあと
支部へ帰った










小南「あ、いいこと思いついた!」

貴方「聞いてやるから耳元で騒ぐな」

烏丸「どうしたんです?」

小南「修ももうすぐで退院って聞いたし
   お祝いのご馳走を作らない?」

貴方「お、まともな発想」

小南「なによ、いつもは
   まともじゃないっていうの?」

貴方「気づいてなかったのかよ──いたたたたた」
ふくれた小南をレイジさんがなだめ
俺と京介で買い出しに向かった
貴方「どうせならみんなの好物も作るか」

烏丸「いいですね、じゃあ俺カツの材料見てきます」

貴方「果物とか野菜もなー」
残りのメモを見ながら歩いていた
貴方「えーっと後は.......」

「あなたくん?」

貴方「ん?って今じゃん、買い出しか?」

今「えぇ、太一がお皿ごとひっくり返しちゃって」

貴方「相変わらずの破壊神だな」

今「ストレスで胃に穴があきそう」

貴方「相当参ってんな、遠回しで動かないように
   言っとけばいいのに」

今「あの子は想像の斜め上をいくのよ.......」

貴方(簡単に想像できるのが悲しいな)
今と別れ京介が戻ってきたところで
玉狛に帰った

小南とレイジさんが軽く準備を済ませていた
レイジさんが大まかな作業で
俺と京介は切ったり洗ったり、小南も張り切っていた

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