第17話

17
忘れていた…話の途中で倒れたんだった

私もみんなと向き合うために私自身のことを伝えようと話してたら全身に痛みが走って意識を手放したことを思い出す



本当は…私は…

刀剣男士を道具として扱うように教育をされてきた

彼らを限界まで戦わせ、折れた時はまた鍛刀させればいいと

私は他と人と比べ霊力が多いため何度だって鍛刀させることは可能だが、使い捨てるように扱うのは嫌だった

何より彼らには感情があり、強い意志だってある

私たち人間と変わらない彼らに対して行うべき行動ではないこととはわかっていても…

″佐藤さん″という私を苦しめる鎖があり続けるかぎり、私は逆らうことが出来ず、みんなにあんな態度で接してしまったこと

……を伝えたかった



本当だったらこんなことを伝えてはいけない

加州、薬研、鯰尾…彼らと関わりこんな私でも必死に寄り添ってくれようとしてくれた

だから、変わろうと思い小さな抵抗ではあるがみんなに私のことを伝えようとした
あなた

(結局、言えなかったけどね…)

内容には十分注意したつもりだったけど…
あなた

この話もダメなのか…
どうしよう…後で色々聞かれる、よね

いざとなったらあれを見せるしかない

本当は私自身は嫌だけど最終手段として仕方がない

ひとまずは自己完結をさせ、体のだるさがあり、ずっと起きていることが辛くなってきた

加州の言われた通り大人しく休ませてもらおうと横になると、すぐに眠気が襲ってきて深い眠りについた