第2話

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加州が鍛刀してから数日

あれから薬研藤四郎と鯰尾藤四郎を鍛刀させ、本丸には1人と3振りとなった
加州 清光
なんだよアイツ!!
薬研 藤四郎
まあまあ、落ち着け加州の旦那
鯰尾 藤四郎
不満に思うのは分かるけど
2人は必死に加州を止めようとするが抵抗をやめようとしない
加州 清光
全然俺たちのこと可愛がってくれないじゃん!
あれから私は部屋にこもり事務仕事をしている

他のことは全て刀剣達に任せているのだ
加州 清光
それになんだよ!女だし、まだ17だろ!
そんな奴が俺たちの主かよ!!
薬研も鯰尾も口に出さないだけで同じことを思っている
加州 清光
女の子だから着飾ってくれると期待…
あなた

みなさん出陣の準備をしてください

加州 清光
!!!
加州 清光
(しまった聞かれてた!)
突然の事で加州も唖然とした

薬研と鯰尾は気づいたけど久しぶりに見た私にびっくりして何も出来ないでいた
あなた

時間遡行軍が現れました
場所は函館です

あなた

第一部隊、薬研藤四郎、鯰尾藤四郎
隊長、加州清光
この編成で向かってください

鯰尾 藤四郎
よっし!初の出陣だ!
薬研 藤四郎
俺っちもやる気十分だ
加州 清光
2人はやる気を見せるものの加州だけは何も言わず、私を睨みつけるが、直ぐに視線を外し準備に取り掛かる

刀剣達は過去に飛ぶため特殊な装置を使い移動する

初めて使うけれど、加州はスムーズに操作をしていく
鯰尾 藤四郎
なぁ、加州さん
さっきのは良くないでしょ
加州 清光
さっきのって?
鯰尾 藤四郎
主さんをにらみつけたことだよ
加州 清光
別にいいだろ
アイツも俺たちと関わろうとしてないから、こっちだってそういう態度とってもいいだろ
何も言い返せず黙り込む鯰尾
薬研 藤四郎
だけど見送りには来てるみたいだぜ
相変わらず無表情だけど
薬研に言われ、みんな後ろを向くと私は少し距離を置いたところで立っている
加州 清光
知るか…
小さな声でその言葉を発し、第一部隊は函館に向かった