無料スマホ夢小説ならプリ小説 byGMO

第54話

🕊🔔
481
2022/01/22 15:28





.
鏡宵 (なまえ)
鏡宵 あなた
いただきますっ……!
音を立てない様に手を合わせ、テーブルの上に並んだ料理たちに目を輝かせる。
今日の献立は卵のスープ、そして簡易的……らしい、シャーワルマーとサラダ。シャーワルマーは家にあった鶏肉をそれっぽい味付けで焼いただけなので簡易的らしい。
それの何処が簡易的なんだと感謝しまくる毎日である。

箸を持ち、ぱくりと一口シャーワルマーを頂く。
うん、今日のジャミルくんのご飯も美味しい!
幸せを絵に描いたような表情で「今日も美味しい」と告げれば、彼は嬉しそうに「良かった」と笑った。
鏡宵 (なまえ)
鏡宵 あなた
……ねぇ、気になる事が何個かあるから、聞いても良い?
ジャミル・バイパー
ジャミル・バイパー
あぁ、勿論どうぞ。
鏡宵 (なまえ)
鏡宵 あなた
私、どれくらい寝てた……?
私が目覚めたのが5時30分頃で、料理だのなんだのしていたら今の時刻は丁度7時。
自分で計算しろよと思うだろうが、正直言ってハッキリと朝の目覚めた時間を把握していないのだ。
ただ、寝過ぎた時に起こる頭の気怠さからして、絶対に8時間以上なのは分かっている。
ジャミル・バイパー
ジャミル・バイパー
そうですね……朝起きたのが6時30分頃だったから、ざっと11時間程…かな。
鏡宵 (なまえ)
鏡宵 あなた
えっ、え……嘘では無く??
ジャミル・バイパー
ジャミル・バイパー
こんな事で嘘なんか吐きませんよ。
仕事やらで疲れてたんじゃないですか、最近寝不足っぽかったし……
表情を見る限り、11時間睡眠は嘘ではなさそうだ。
確かに仕事は忙しい……というか、上司の圧や例の後輩くんの所為で中々ストレスはあると思う。
あとはやっぱり、鏡の事や……カリムくんの事。
今もカリムくんのことを考えると胸が痛むし、全てジャミルくんに話した方が良いんじゃないかと思う。
というか、きっとそれが一般的な考えだろう。態々魔法道具まで使ってこっちの世界に繋げるなんて、余程ジャミルくんが大切なんだって、身に沁みて分かってしまうから。
ずっと黙りこくる私を見て、ジャミルくんはそっと顔を覗き込む。
動いた気配に気付いてパッと顔を上げれば、少し眉を下げて心配した様に首を傾げる。
「大丈夫だよ」
小さく笑えば、少しの沈黙の後
「そうですか」
サラダを箸に取り、口の中に放り込んでいた。
鏡宵 (なまえ)
鏡宵 あなた
……もう一個、聞きたいんだけどね?
ジャミル・バイパー
ジャミル・バイパー
はい、どうぞ。
鏡宵 (なまえ)
鏡宵 あなた
私会社に休む事連絡してないんだけど、メールも何も来てないんだよね。
もしかして……?
ジャミル・バイパー
ジャミル・バイパー
はい、勿論連絡しておきましたよ。
会社の連絡先のメモをホワイトボートに貼ってるのは知ってたので、そこから。
ジャミル・バイパー
ジャミル・バイパー
ただ、俺の持ってるスマホからだったので、言い訳に"弟です"とは言わせて貰いました。
鏡宵 (なまえ)
鏡宵 あなた
うん、弟いませんって否定した事は無いだろうし、それで誤魔化せると思う。
ほんっっとにありがとう……やっぱジャミルくん神様だね…………
ジャミル・バイパー
ジャミル・バイパー
借り一つ、ですね?
ニッコリと笑いながら借り一つと言い切ったジャミルくん。
そうだね……と答えながら、どうやって借りを返そうか、真剣に考えるのだった。






next🌟