第14話

14❗️
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2018/02/05 05:49
……今ごろあの女の子、チョコ渡してるのかな。貰った相手は喜んでるだろうな。


空が青色に変わりつつある。


失恋?

いや……告白もしてないくせに……我ながら女々しいよなぁ。


しばらく見つめたのち、大きく背伸びした。


「ま、夢を見れただけでも……良しとするか。また新たな出会いに期待しよ」


空に向かって呟いた。


ーーこれでいいんだ。青春なんてそんなもんだろ。



数分後、店の前まで辿り着いた。

そこで、父親がニヤニヤしながら手招きしているのに気づく。

なんだ?

すると親父の後ろから現れた。

は……なんで?

そこにいたのは、昼間チョコを買いに来たあの女の子だった。

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