弔くんが蛙の子に手を伸ばす。
ヒタ…
触れたはずだった。
…崩れない？
まさか！
バッと後ろを振り向くと、そこには脳無に押さえられながらも弔くんの個性を消すイレイザーヘッドがいた。
だが、ゴッと脳無が顔を床に打ちつける。
脳無が緑のモジャモジャくんの攻撃を防ぐ。
弔くんと脳無は子供達を壊そうと、私はイレイザーヘッドを刺そうとナイフを向けた時だった。
バァン！！
扉を勢いよく開けて、ヤツは現れた。
…笑ってない。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。