[じんside]
俺は藤枝仁。
一人称は俺だし、じんって男っぽい名前だけど女だよ。
でも不思議とこの名前が嫌だと思ったことは1度も無い。寧ろ気に入ってるぐらいだ。
今日は高校の入学式。
同じ学校で俺の知り合いは昔から仲良くしてる幼馴染のみやだけ。
というか全然仲良い子いなかったんだけどね。
みやとは小一からの長い付き合い。
みやは優しくて面白くて一緒にいてて安心するんだけどあいつには驚かされることばっかり。
初めてあった時に名前当てられたんだよ?しかも"じんたん"ってあだ名で。
その時はこの子凄いなぐらいだったけど今考えたら本当何で俺の名前知ってたんだろう。
そして俺は時々変な夢を見る。
それは決まっていつも同じ場所、同じ人数、同じ人。
顔は毎回ボヤけてて見えないし名前も分からないけど、何故か同じ人だって確信がある。
その夢のほとんどは凄い楽しそうで。
たまに怒ったり泣いたり喜怒哀楽。
でも決まって最後は笑顔で終わるんだ。
名前も顔も分からない夢に出てくる2人は誰なのかな。
俺もいつかそんなかけがえのない人と出会えたらいいな。
話大きく変わっちゃったけど、クラスはみやと離れてしまった。
友達できるかな...何か出来なさそうな気しかしなくて初日から気が重たい...
隣に居るみやの方を見てみるとクラス替えの紙と誰かを交互に見つめながらボソボソ話し出した。
みやどうしたんだろう?
何か一人で納得して自分のクラス行っちゃったじゃん。
てらじまおおき?何か聞いたことあるような無いような...
でもその名前何か凄い安心する。何でだろう?
...
考えてても分かんないや!
俺も自分のクラス行こ~っと
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みやだけ記憶がある設定です!
前回から話飛びすぎですね笑
すいません!!
あげる時は一気にあげたりするし、あげない時は全然あげれないと思いますし、結構だらだら~とやっちゃうと思うんですが最後までお付き合い下さると嬉しいです!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!