@次の日
『 おはようございます 』
なんて.元気のない挨拶をすると
🥀 「 あなたッ!! 」
大声で私の名前を叫んで
マッハ並みの速さで.目の前に現れたんだわ(
🥀 「 あの後大丈夫だった.? 」
大丈夫かと聞かれると.大丈夫と答えてしまう自分がいる
本当は.昨日のことを思い出しただけで.涙が出そうなのに
『 あ.あぁ.大丈夫だよ 』
🥀 「 私のせいで.ごめん 」
『 そゆんのせいじゃないよ 』
『 悪いのはゆんぎだから 』
🥀 「 そう.だよね 」
『 うん 』
『 そういえば.ちょんくんは.? 』
ちょんくんの存在忘れてたわ(
🥀 「 あ~彼奴は今日風邪で休み 」
『 え!?それ絶対私のせいじゃん 』
🥀 「 お見舞い行ってあげれば? 」
『 そうだね 』
『 そゆんも来るよね? 』
🥀 「 ごめそ.明日土曜日だから彼ぴの所行くんだわ 」
『 そっかそっか 』
🥀 「 すまん 」
『 まぁ.ちょんくんより彼ぴの方が大切だもんね? 』
🥀 「 当たり前.あんな糞ガキの相手誰がするっつーの 」
『 私だよ 』
🥀 「 がんば 」
『 うぃ 』
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!