勝利side
「あなた、?」
そう言うと、あなたは へなへなと玄関に座り込んだ。
健人くんがリビングから出てきて、
中 「俺ちょっと仕事入ったから行ってくるわ、」
「あ、なんか廉が勝利に会いたい って言ってたから後でくるよ」
松 「あ、ケンティー 、。実はさ今廉くんとちょっと喧嘩してて、気まずいから、なんか緩く断っといてくんない?」
中「珍しいな? わかった じゃ、行ってきます〜」
あれ、聡くん昨日仲良く廉と話してたよな、、、。
佐 「あなた。リビング行こっか、」
俺はあなたの手を取ると、
あなたは、、、。 震えて、頬から涙が流れてた。
佐「え、あなた、、?」
後ろにいた聡くんがヒョッコリ出てきて、
松「あなたちゃん立てる? ソファで横なろっか、」
そう言うと、あなたは静かにたってリビングに行った。
俺たちもあとを着いてリビングに行くと
あなたはソファーに丸まって もう、寝ていた。
俺たちは ダイニングテーブルの椅子に腰掛けた
佐「そうくん廉と喧嘩してたっけ、?」
松 「.... いや、 あのさ 、 ....」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!