あなたの部屋には見慣れた物はあんまなくて、
机の上に、、 合鍵と 手紙があった。
その手紙には " 勝利へ "
とあなたの綺麗な字で書いてあった。
もしかしたら、これはドッキリなのかもしれない、
ふーまくんたちと企んでやったのかもしれない。
なんて無理やり思考をそっちの方に持って行って、、。
でも、今 俺がどうこう思っても何も変わらなくて、。今、 俺にできることは、現実を受け止めること。
封筒に入ってる便箋を取り出して、
読みはじめた。
勝利へ
今、この手紙を読んでるってことは、
私はもうそこにはいないのかな。
手紙でごめん。 だけど直接だと言えないから、
手紙で言わせてください。
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𝑛𝑒𝑥𝑡 → ...
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。