勝利 side
「ただいま 〜」
玄関を開けると いつもトコトコ歩いてきて
" おかえり " っていいにくるあなたの姿がない。
どこか買い物とか行ったのかな、
リビングに入って、電気をつけて
チャイにご飯をあげて、、
あなたがたたんでくれた洗濯物をしまいに部屋に
向かおうと 階段を登ったとき 何かが足りない と思った。
... 花、がない。 ...写真も、。
あなたは花が好きで、よく俺がもらってくる花を
この階段脇のスペースにある棚に置いていた。
今日は、赤い薔薇。そしてその隣にはいつも、 俺らが出会った頃の写真 が置いてあった。
よくないことが起こるきがして、
急いであなたの部屋に行っても、、手遅れで...
「、、 な、んで、」
あなたの部屋の物はほとんど無くて、
あったのは、 合鍵と " 手紙 " だった。
﹏ ﹏ ﹏ ﹏
ちょっと 題名のフォント変えました 🌱
近々 画像も変えるかもです 〜〜
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!