国見「マネ、ドリンク」
『あっはい!……どうぞ!』
国見「…おそ。」
『っ、ごめんなさい…』
そんなに遅かったかなあ…
及川「ちょっとー、あなたちゃんサボらないでよ」
え、
『や、今はドリンクの確認を……』
及川「言い訳とかいらないからさ」
『……』
『…あの、花巻先輩…タオル、です』
花巻「……あそ。」
そういい花巻先輩はタオルを受け取る
『……お、お疲れさまです…』
花巻「そういうのいらないから。」
『……っ、ごめんなさい』
『岩泉せんばぁあ"い……(泣)』
岩泉「あなた、どした?」
『助けてくださいぃぃいい……』
岩泉「あー……」
『なんなんですかね、嫌いなんですかね、私のこと』
岩泉「…ちょっと素直になれないだけだ、多分」
『ちょっとどころじゃないですよ…』
ムスッとしながら岩泉先輩を見る
岩泉「悪い、wでも嫌われてはないと思うぞ」
『そうですかね…』
『……って、もうこんな時間!!!岩泉先輩、私帰りますね』
岩泉「おう。気をつけて帰れよ」
『ありがとうございますニコッ』
岩泉「グフッッッッ…」
『岩泉先輩?!?!』
見ると鼻血を出している岩泉先輩が←
『は、鼻血!!鼻血吹いてください…!!』
そう言ってティッシュを差し出す
岩泉「悪ぃ…」
『私は全然いいんですけど、岩泉先輩大丈夫ですか…?』
岩泉「あぁ、大丈夫だ」
『ホッ…なら良かったです。じゃあ私帰りますね!』
岩泉「おお、またな」
『また明日!』
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国見「あーーーーーーーーーー、尊、かわい。」
松川「マジでそれな」
及川「岩ちゃんだけずるいや!!!あなたちゃんに好かれちゃってさ!!!」
岩泉「お前らがそんな態度だからだろ…」
花巻「じゃあ逆に聞きますけど、どうしたらあんなに普通に接せんの???」
岩泉「ふつうに話せばいいだろ、ふつうに」
金田一「そのふつうが分かんないんですよ!!」
岩泉「ハァ……」
岩泉「確かにあなたが可愛いのはわかる←」
岩泉「でももう少し普通に接していいんじゃねぇの?」
及川「あなたの前だと無理なんだって!!!」
岩泉「うんこ野郎だな」
及川「いやなんで?!?!」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。