ガチャ
私がリビングのドアを開けると真っ先に莉犬くんが飛びついてきた
そう言ってるぅとくんまで抱きついてきた
そういうと2人とも私から離れた
私が答えられずにいると、さとみくんが私のことを自分の方に引き寄せた
そういうと、ジェルくんは私を自分に近づけてぎゅーとした
私は何が起きてるのかわからなくてぼーっとしていたら
と泣きそうな顔でジェルくんが言ってきた
みんなの前で恥ずかしいけどそんな顔で言われたら断れないじゃん!!!
私は今まで1度も口を開かなかったころんにそういった
大号泣しながらジェルくんはそう言った
かわいすぎだろ...
私はジェルくんの返事を待ってジェルくんのそばによった
小声でそういうと
顔を真っ赤にしたジェルくんはそう答えた
私は何も無かったかのように夜ご飯を作りに台所に向かった
ジェルくん目線
みんながあなたは俺の彼女って言い合ってる
あなたはそれに戸惑いながらオドオドしている
俺はそれを見ながら
と口を挟む
それでもあなたの奪い合いはとまらない
こうなったら
とあなたに直接聞いた
あなたは何も答えない
だから
追い討ちをかけるようにそう言った
それでもみんなは止まらない
挙句の果てに
って言ってあなたのこと抱き寄せた!
さすがにこれは俺も泣きそうになったよ。。。
それにつられるようにるぅとも莉犬も俺の彼女になるって言い張っている
俺はそう言ってあなたを抱き寄せた
あなたは恥ずかしそうに戸惑っている
もう!早くあなたは俺のって言ってや!
こうなったら最終手段!!
泣きそうな顔であなたに言う
これでどうだ!
さとみは驚いている
他のみんなも驚いて声も出ないらしい
そう言って俺はあなたに抱きついた
あなたはそう言ったけど俺は離れたくないから
とごねた
でもあなたは
といった
その言葉はさすがの俺でも泣いた
そしてさらに追い討ちをかけるように
と言った
しかもころんはまんざらでもなさそうにこう言った
あなたに嫌われたら俺もう生きていけない。。。
あなたは一言だけ言った
あー、俺嫌われたんかなぁ。。。
もう死にたい(((
するとあなたが
俺の名前を呼んだ
あー、きっと別れよって言われるんやろなぁ。。。
するとあなたは俺に近づいて俺にしか聞こえない声で
そう一言言って、いたずらっぽく笑った
俺は一生懸命そう答えた
俺やばいかも、不意打ちはずるくね。。。
そう思って地面に座り込んだ
あなたはご飯を作ると言って台所に向かった
みんなは珍しく照れている俺にびっくりして聞いてきた、普段だったら言うんだろうけど、今回はツンデレのあなたが言ってくれたから独り占めしたい
俺はにやけるのをこらえて立ち上がった
そう言って俺はその場から逃げた
いつもはツンデレだけど、たまにデレてくれて優しい君が大好きですー。
ー第25話終わりー
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!