私が今日の夜ご飯何にしようか冷蔵庫の中を見ながら悩んでいると突然キッチンのドアが開いた。私はびっくりしながらも振り返ると、にやにやしたジェルくんが立っていた
私はそう声をかけた
うそ、本当はちょっと意地悪な君もだいすき
絶対言わないけどねw
あー、かわいすぎ
そういうとジェルくんは軽々と私のことを持ち上げた
私はジェルくんに持ち上げられて、必死にもがいた
ジェルくんは笑いながら、私のことを下ろす
私は泣きそうな顔でジェルくんをポカポカした
ジェルくんは笑いながらかがんだと思うと、いきなりキスをしてきた
なんでもないようにジェルくんはそう言った
私は熱くなった顔をジェルくんから背けるように材料を取り出し始めた
私は淡々と答えた
ちょっとイラってした私は仕返しに
ジェルくんの名前を満面の笑みで呼んだ
ジェルくんは不思議そうに私に近づいてきたそのままかがんで
と聞いた
私はその瞬間
とジェルくんの口に自分からキスをした
思った通りジェルくんは耳まで真っ赤にして照れて、明らかに動揺している
私は固まっているジェルくんに声をかけて夕飯の支度をし出した
あー、やっぱり私の彼氏かわいいし、かっこいい
しばらくして焼肉の材料が揃った
持って行く準備をしていると突然名前を呼ばれた
そう言ってジェルくんは少し照れながらもニカッと笑った
そうして私たちはキッチンを後にした
その後は、みんなでワイワイしながら焼肉を食べて順番にお風呂に入ってやっと自由な時間ができた
in あなたの部屋
コンコン
背伸びをした時に部屋のノックがなった
ドアを開けるとさとみくんが立っていた
そう言ってさとみくんを部屋に入れた
−第26話終わり−
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。