第9話

🖤

362

2021/03/26 07:40







きゃああああ  っ

じょんぐく

       はぁ、またかよ









校門に入った所で






前からも後ろからも黄色い声。







そしてこの人だかり。

       ぐぅちゃん、もしかして

じょんぐく

       …、皆俺のファン  って感じ  .








🙎🏻‍♀️ 『  は、あの女誰？  』


🙍‍♀️ 『  ぐくに彼女 ？ 有り得ない 。  』










と、代表的な子2人がそう言って周りからは敵を見るような目をされる

       …私の事、嵌めたんですか 、








考えることは一つ。





よくある話  



周りに居る自分を好きな人達から逃れたいため

好きでもない彼女を作るってこと。

じょんぐく

       疑ってる  ？

じょんぐく

       俺本気であなたちゃんのこと      
       好きなのに  。

       ……っごめんなさい       
       疑ってしまって  、








良かった  、とホッとしていると







🙎🏻‍♀️ 『  は ？今、なんて言った？ 』


🙍‍♀️ 『  あのブサイクな女が好きだって ㅋ  』





と、また代表的な子2人が



睨みつけてきた

       ……、

 





ぶさいく  、、





メイク頑張ったのに、やっぱり下手くそだった？




汚かった ？ 

  







なんて言われて自信を失い始めていると  ,

じょんぐく

       は？   お前らの方がブサイクだから

じょんぐく

        あなたと付き合ってるから        
        もう二度と近寄んな   ,








そう言い捨てて




ぐぅちゃんは私の手を強く引いて人だかりを掻き分けて行く   ,

じょんぐく

         ごめんね  、びっくりしたでしょ

        大丈夫  ！  ありがとう ぐぅちゃん








守ってくれた事が嬉しくて




ぐぅちゃんの手を強く握った   。

じょんぐく

        …っ、可愛すぎだろ   /



















🌼 ✾

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第10話 🖤 " chapter Ⅱ

ﾕﾘ

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。