家を出てから 、少し考え事をする
おんまが亡くなってから半年
私は一人暮らし。
おんまが居なくなってから寂しさと虚無感が続いたっけ
でも私には支えてくれたものがあって ..
何とか前向きに生きよう 、と思えた。
それはというと ..
どん っ
考え事をしていたせいか、誰かとぶつかった。
気付いたら私は尻もちをついていた
声だけでわかる
この人絶対、イケメンだって ..
私、面食いなんだよね 。
差し伸べられた手をそっと握ると
立ち上がられてくれたイケメンであろう男の人。
なんて焦って空回りしそう
だってこの人、アイドル級の顔立ちなんだもん
そして 、 このイケメンさん
私の頭のてっぺんから下まで見ると
なんて言ってきたのだ。
ってことは ? この人と同じ高校だったり ?
ちょっと嬉しくなって
めちゃくちゃ元気に答えてしまった
🌼 ✾
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!