三代目火影様の追悼式には里の者全員が参加した
その悲しみを乗り越え、皆徐々に日々の生活に戻っていった
(最近カカシさんのこと見かけないなぁ...)
(任務かな...)
レイ、
紅!、
どうしたの?
実は...カカシが...
!
▶病院
ここよ
病室の前には[ はたけカカシ ]と書かれていた
ガラガラ🚪
カカシさん...
少し任務で無茶をしてね
写輪眼の使いすぎと、チャクラ切れで
今、自来也様達が綱手様を里に呼び戻そうとしてくれてるの
綱手様を...?
えぇ、
そうすればきっとカカシも良くなるわ
レイも心配してるだろうから伝えておこうと思ってね
うん、ありがとう
...
私は任務の報告に向かうけど、あなたは?
私はもうちょっとここにいるよ
そう、
じゃあね
うん
紅が去った後
カカシさん...
...
早く...良くなってください
レイはそれから毎日のようにお店の空きを見つけては、カカシの所へと通うようになった
カカシが気を失ってから1週間が過ぎた
ん...
見知った天井が目に入る
(病院か...)
やっとのことで体を起こす
(体が全然動かないな...)
ん、?
ベッドの横の棚の上に花瓶に綺麗に活けられた百合の花を見つける
(まだ新しいな...もしかしてレイさん)
...なわけないか
ガラッ🚪
入ってきたレイとカカシの目が合う
えっ...
レイ...さん...
!
カカシさん...
カカシの方へと駆け寄るレイ
いつ目覚めたんですか!?
ついさっきです
体の方は...
まだ少し疲労は残っていますが、大丈夫ですよ
(ポロ...ポロ...)
レイの瞳から涙が溢れ出す
えっ、!?レイさん!?
すいませ...ん、安心したらつい...
!
レイさん...
レイの体を引き寄せて抱きしめるカカシ
か、カカシさん...!?
すみません...でももう少しこのまま
!
はい...
静かで穏やかな時間が流れる
ガラッ🚪
カッカカシー!
綱手様がいらっしゃったぞ!
何事もなかったかのように平然と装っている2人
だがお互いの顔はまだ赤い
おっ、目覚めていたのかカカシ!
うん、さっきね〜
レイさんも来ていたんだな
はい、!
具合はどうだ?カカシ
綱手様
まぁ...なんとか
ん?
レイじゃないか
お久しぶりです、綱手様
知り合いだったんですか
あぁ、レイの店には木の葉にいた時によく通っていた
喋りながらカカシの治療をする綱手
レイが作る飯も出される酒も私は大好物でな
ふふっ、ありがとうございます
ほら、終わったぞ
ありがとうございます
たかだか2人の賊にやられるとは、お前も人の子だねぇ...
天才だと思ってたけど
こんなやつのことより、次は我が弟子リーを見てやってください!!
分かってるよ
まだ完全に復活した訳じゃないから、徐々に体を慣らしていくんだね
はい、
じゃあレイ、またあんたの店に寄らせて貰うよ
はい、お待ちしてます!
2人が去った後
じゃあ...私もそろそろお店に戻りますね
はい、
レイさん...
?
いえ、なんでもありません
...(ニコッ)
では、また
はい、また
ガラガラ🚪
(俺は忍だろ...こんなことは言っちゃいけない)
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