第13話

十三、
1,199
2022/09/03 06:26
うどん屋を出て、商店街をぶらついている2人
店員
おっ!そこの綺麗なお姉さん
レイ
レイ
...
店員
あなたですよ!
レイ
レイ
えっ...
店員
お姉さんに似合うかんざしが沢山あるから見ていってよ
レイ
レイ
わぁ...凄い
綺麗なかんざしが大きな箱に並べられていた
カカシ
カカシ
見ていきますか?
レイ
レイ
いいんですか、?
カカシ
カカシ
もちろんです!
箱の近くにいってかんざしを見ている
レイ
レイ
綺麗...
百合の花をあしらったかんざしに目がいく
カカシ
カカシ
百合ですか
レイ
レイ
はい、私この花大好きなんです
カカシ
カカシ
プレゼントさせてください
レイ
レイ
えっ...
レイ
レイ
いや、そんな悪いです!
カカシ
カカシ
レイさんには日頃からお世話になっているので
カカシ
カカシ
せめてものお礼です
レイ
レイ
店員
お嬢さん、彼氏さんの顔を立ててやりなよ
カカシ
カカシ
(ニコッ)
レイ
レイ
じゃあ...お言葉に甘えて
カカシ
カカシ
はい!
店員
ありがとうございましたー!
レイ
レイ
(ニコニコ)
レイ
レイ
本当にありがとうございます
カカシ
カカシ
喜んでもらえて良かったです
手鏡を取り出して、かんざしを自分髪にさす
レイ
レイ
どうですか?
カカシ
カカシ
とっても似合ってますよ
レイ
レイ
私このかんざし大切にします、ずっと
優しく微笑むレイ
カカシ
カカシ
(俺の方がプレゼントを貰ったようなもんだな)
レイ
レイ
もう日もだいぶ傾いて来ましたね
カカシ
カカシ
暗くなると危ないですし、そろそろ帰りましょうか
レイ
レイ
はい!
木の葉に着き、レイの家の前まで送るカカシ
レイ
レイ
今日は着いてきて下さって本当にありがとうございました
レイ
レイ
かんざしも買って頂いて、なんとお礼を言ったらいいか
カカシ
カカシ
そんな
カカシ
カカシ
レイさんと出かけられて俺も楽しかったですから
レイ
レイ
私もです
レイ
レイ
また明日からお互い頑張りましょう!
カカシ
カカシ
はい!
レイ
レイ
では
カカシに深々とお辞儀をして家に入ろうとしたその時
パシッ
レイ
レイ
カカシがレイの手を握る
レイ
レイ
カカシ...さん?
カカシ
カカシ
あの、!
カカシ
カカシ
もしよかったら、また一緒に出かけませんか?
レイ
レイ
もちろんです(ニコッ)
カカシ
カカシ
カカシ
カカシ
じゃあ、おやすみなさい
レイ
レイ
おやすみなさい(ニコッ)
握っていたレイの手を名残惜しそうに離す
レイが家に入ったのを見届けると
カカシ
カカシ
...
カカシは顔を赤らめ自分の家路を辿った
家に戻ったレイ
レイ
レイ
(楽しかったな...)
かんざしを見つめる
レイ
レイ
(ニコッ)

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