☏ ぷるる ぷるる ぷるる
『 え、滝沢くんから… 』
高橋 『 はよ、出な 』
『 うん 』
☏
『 もしもし、 』
滝沢 『 一之瀬か? 』
『 はい 』
滝沢 『 Twitterで一之瀬が高橋と付き合ってるって認めたってあるけどほんと? 』
『 認めたって言うか…うちが家に帰るときにファンと思われる人に絡まれててそのままだと家までついてきそうで、その時恭平と、会う約束しててそれでたまたま近くに恭平がいてそれでその男性がすごい恭平を侮辱してきててそれで流れで言っちゃいました… 』
滝沢 『 そっか、ファンからは賛否両論あるみたいだけど、公式で発表するか、?それともそのままにしとくか? 』
『 どっちのほうがいいんですかね…。文春でなにか適当なこと言われるよりかは言っちゃった方がいいですもんね 』
滝沢 『 まぁ、そうだよね。でも言ったら言ったらで文春は浮気ネタとか拾ってくるぞ? 』
『 基本、事務所の方としか男性絡まないんで大丈夫かと… 』
滝沢 『 俳優とかは気をつけろよ、特に… 』
『 坂口健太郎くんですよね。 』
滝沢 『 そう、じゃあ俺から発表していいか?
』
『 二人で文面考えていいですか? 』
滝沢 『 わかった。できたら送って 』
『 はい。 』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!