長尾 『 ねぇ、あなたここどーしたん? 』
『 へ? 』
長尾 『 ここ 』
『 え、なんかある? 』
長尾 『 キスマみたいなんあるで 』
『 うっそ!? 』
長尾 『 え、気づいてなかったん? 』
『 うん 』
長尾 『 高橋くんに付けられたんちゃうん? 』
『 そーなんかな、あとで聞いてみよーっと 』
カメラマン 『 2人ソファーで、とりあえず普通に座って長尾くんがキス迫る感じにしよ 』
『 カメラマンさん信号のときだけえらいすごいことさせるやん 』
カメラマン 『 いいやんwww 』
長尾 『 ホンマにキスしちゃったらごめんな〜w
』
『 おい 』
長尾 『 (口付 』
『 え、は!? 』
長尾 『 しーっ、高橋くんにばれたら面倒くさい 』
『 じゃあすんなし 』
長尾 『 したくなっちゃったんやもん 』
『 はいはい思春期ですもんね← 』
長尾 『 そ!思春期 』
カメラマン 『 はいいいよ〜お待たせ恭平くん 』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。