第11話

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2019/10/21 09:42
4人
あ、来た
二宮和也
無事保護してきました笑
あなた

……

二宮和也
ほら、座りな
私が座ってから少しの沈黙後

あの人の口が開く
櫻井翔
で、どうした?
松本潤
ゆっくりでいいよ
あなた

っふ、っ、相談…出来ませんっ……

二宮和也
なんでよ…
大野智
大丈夫。
相葉雅紀
…大丈夫だから。俺らが助ける
あなた

……もう、耐えられません…
体操服も隠されて、殴られて蹴られて
…どうすればいいんですか

相葉雅紀
……誰にやられてるの?
あなた

……知らない
多分、先輩…

大野智
いつから?
あなた

…あの日

櫻井翔
…制服ボロボロの時か?
あなた

はい…

二宮和也
話してくれてありがと
大体目星は着いてた。明日、話してくるから
あなた

……あ、りがとう、ございます…

すると5人が交互にこんなことを喋り始める
「大体なぁ、お前は1人で抱え込みすぎなんだよ」

「そうだそうだ。何回も言ったのに。俺が守るって」

「何その話、知らないんだけど」

「やべ」

「翔ちゃーん」

「まぁまぁ、な?」

「な?じゃないから」

「その話はまた後で。これからはもっと頼ってくださいよ」

「じゃなきゃなんのための俺らって感じだから」

「ね笑」

「じゃあ約束」

そう言って、差し出された5つの指に私は泣きながら応える

最初は怖かった。でも今は違う。

貴方達の笑顔1つで私も笑顔になれる

ねぇ先生?

私は貴方達の生徒でほんとに良かったです

これからもよろしくお願いしますね?
櫻井翔
ははっ、やっぱお前は笑顔が似合うよ

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