朝、学校に来て下駄箱をあける
そこには
(今から屋上に来い。先生には言うなよ)
私は走って屋上へ向かう
ガチャ ||.c( ゚ω゚`|
ボカッドコッ
私は制服からはちょうど見えないような所を殴られ蹴られ
耐え続けてたら飽きたのか、どこかに行ってしまった
歩くのが精一杯。手は力を入れられない
キーンコーンカーンコーン
新たな席は2号車(分かりますか?)
の一番後ろ
ふと袖をめくると
虐待されてるんじゃないかと疑われるくらい
大きく、そして残酷な色をした痣があった
さっきからちょっとやばい。
ここまで来るのにもふらついてしまった。
痛くて痛くて。早く1日が終わらないかと思う
(ガラッ
少し顔が歪んでしまったかもしれない
、気づいてなければいいけど……
……飛ばして帰りのHR
私は机に伏せていたので先生が近づいていたことを知らなかった
そう言って机に乗せた手に体重をかけ立とうとしたら
ガタンっと椅子に逆戻りしてしまった
そう言ってバッと
私の服の袖をめくる
掴まれていた手を振り払い痛い足と手を
全力で振り、先生達から離れた。
カバンもないから向かった先は
非常階段。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!