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第1話

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 閑散としている放課後の図書室。

あくびを噛み殺しながら、ほんとんど機械的に作業をこなす。

カウンターに立って本の貸し出し手続きが主な私の仕事だった。

スーパーのレジみたいにバーコードを読み取って、口頭で貸出期限を伝えるだけ。

種類も少なくて、マニアック本ばかりだから利用者はいないに等しい。

だけど今日は、見覚えのある人が来ていた。

「これ借りたい」

「あ、はーい」

「あとさ、」

「はい?」

「付き合ってほしいんだけど」