side あなた
私は慧のいる平成なら 姫(?)とやらに
なってもいいと思った 。
慧と約束もした 。まぁ叶う事は無かったけど
慧「じゃあ 、教室戻る?」
『……………うん、』
慧「そんな暗い顔しないのッ、」
『……じゃあ 、また一緒にお話できる ?』
慧「当たり前でしょ 、もうッ!笑」
『………約束ね?』
慧「………うん 、絶対 、約束 」
……………________ガラガラ
平成「…ッ! / あっ…!! / えぇっ!!」
慧「 た 、ただいま 。」
『………________ただいま。』
侑李「………うっそ 、、、」
圭人 「お、おかえり!!」
大貴「遅かったな!どこ行ってたの?
寒かっただろ?てか何してたんだよ!」
宏太「こらこら、大ちゃん質問しすぎ。」
雄也「ふはッ 、まぁまぁ 。2人とも
帰ってきたことだし 、まぁ仲間って事で! 」
『……………なってもいいよ 。』
平成「…え?」
『………なって欲しいんでしょ?姫とやらに』
慧「え 、いいの? だって男と戦うんだよ?
強いよ?俺たち世界4位だよ?あなた?」
平成-慧「は? / え? / ぬぁッ?!」
平成「………………あなた???!!!」
慧「んあ 、!!ごめんやっちゃった!!」
『もう 、ほんと慧って抜けてる 。笑』
平成「……………慧ぃぃぃいいい?!?!」
『あ 、やっちゃった 。笑』
慧「あなたも抜けてるじゃん 。」
『 えぇ ?じゃあおそろいね ?笑』
慧「俺たち似てるもんねぇえ??笑」
侑李「ねぇ 、!ずるいずるいッ!!
いつの間にそんなに仲良くなったの?!」
『………さっき 、笑』
大貴「俺も名前呼びがいいぃぃいい!!!
伊野尾ちゃんずりぃぞ!!!」
慧「いや 、別に 。名前呼びは自然と。笑」
裕翔「ホントだよ!!てか俺もあなたって
呼んでいい?ねぇ?!いい?!?!」
『………え 、うん 。笑 仲良くなれるなら』
圭人「僕もぜひ仲良くなりたいな 。
英語とかできる?この学校に入るくらいだから相当なお金持ちでしょ?!笑
令嬢さんとかかな 、?………え待って」
光「こらこら 、お前らうるさいぞ 。笑」
圭人「…………あなたちゃんって確か 、
苗字 雨音 だったよね 、、?てことは……」
平成「……えッ? / えぇ?! / やばっ!!」
『………うん 、雨音財閥の令嬢かな?笑』
平成「………え 、えぇぇぇええ?!?!」
幸せだった 、この時はね 。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!