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第30話

九日目;巧翔
葉桜真珠
葉桜真珠
私を代償にしない?
葉桜の奴....!言いやがった。

余計なこと言うな馬鹿っ!!
浜田巧翔
浜田巧翔
おい!葉桜っ!!
俺が大声を出すと葉桜はこっちを向いた。
葉桜真珠
葉桜真珠
やっぱり、浜田くんは気付いてたんだ。そりゃそうか、私の心、読めちゃうもんね。
そう言うと葉桜はエルの声が聞こえる方に向き直った。
葉桜真珠
葉桜真珠
ねえ、いいでしょ?エレ。
エル
構わないよ。それに1人の方が楽だ。
葉桜真珠
葉桜真珠
そう言うことだから。ごめんね。
葉桜は俺の方を向いてそう言った。


おい、ふざけんなよ...そんなの許すわけ...

でもこれじゃ俺の計画実行することは出来ない。
どうすればいいんだよ。
芹澤晴斗
芹澤晴斗
おい、真珠。どういうつもりだ。ふざけるなよ。
芹澤が珍しく誰が見ても分かるくらい怒っている。

そりゃあ、そうなるよな。幼馴染みが自分の事売ろうとしてんだもんな。
葉桜真珠
葉桜真珠
あれ?晴斗は聞いてないの?
芹澤晴斗
芹澤晴斗
聞いた。全部聞いた。だからそこ言ってるんだよ。ふざけるなって。
葉桜真珠
葉桜真珠
ふざけてないよ?
芹澤晴斗
芹澤晴斗
どこがだよ!!!
芹澤の大声に驚き、全員肩を震わせた。
芹澤晴斗
芹澤晴斗
1人で解決しようってか、お前がいなくなるくらないなら、俺が代わりにいなくなった方がマシだ!!
いや、それはそれで嫌だけど。

俺は素直にそう思った。


芹澤からしたらそりゃそうだろう。でも、葉桜からしたらその逆だ。
葉桜真珠
葉桜真珠
嫌だ!!!晴斗がいなくなるなんて絶対に嫌っ!!!!だったら私がいなくなる!
どっちも嫌だよ。


誰か1人がいなくなるくらいなら、俺は全員でそれぞれの代償を渡す邦画マシだ。

エルの計画に乗った方がまだマシ。
エル
早く決めてよ。誰か1人が代償になるのか。全員が代償になるのか。
エルがそう言うと芹澤がすかさず言った。
芹澤晴斗
芹澤晴斗
俺が代償になる。
エル
じゃあ....
葉桜真珠
葉桜真珠
嫌っ!私が!!!
エルの言葉を遮って、葉桜が言った。

どっちも譲る気はない。
また、言い合いが始まりそうになる。

もう、エルの当初の作戦で良いだろ。
浜田巧翔
浜田巧翔
いっそのこと、全員で代償になった方がマシだ。
俺がそう言うと、何人かが乗ってきた。
白詰華鈴
白詰華鈴
そうですよ。1人が代償になるなんて嫌です!
川岸慶吾
川岸慶吾
誰か1人に任せるくらいなら、全員で代償になった方がいい。
姫川莉愛夏
姫川莉愛夏
で、ですが...
菊池侑
菊池侑
それもそれで...
姫川と菊地は迷っているらしい。

確かにあいつらの...と言うか姫川の代償、姫川莉愛夏っていう存在がいなくなるって事なんだよな。


そりゃ判断しかねるよな...
葉桜真珠
葉桜真珠
全員が辛い思いする必要なんてないんだから私が!
芹澤晴斗
芹澤晴斗
それを言うならお前1人がつもりだ思いする必要なんてないんだよ!
また言い合いが始まり騒がしくなってきたとき、エルが呆れたように口を挟んできた。
エル
もう、そんなに騒ぐなら僕が勝手に決めるよ。
そう言うと、皆黙った。

あいつがなんて答えるか...やっぱり最初の計画通りか...?

そう思っていたのに帰ってきたのは意外な言葉だった。
エル
葉桜真珠。君だ。