第11話
二日目;転入生 巧翔
廊下で待っていると少しして、先生がきた。
先生に言われて教壇の前に立ち、ノートを取り出す。
その瞬間にみんなの心の声が嫌というほど聞こえた。
その中に、変なことを思ってる人がいた。
誰かまでは、分からなかったけど、、、
読める字で書いたつもりなんだけどな、、、
読めなかったのか?
まぁ、いいか。
先生がなにか、話すと皆納得したようだった。
また、先生がなにか、喋っている。
そう言えば、俺の席どこだろ?
いくつか、空いてる机あるけど、不登校もいるみたいだし、、、
そんな事を思っていると、また、騒がしい声が聞こえる。
さっきから、葉桜って誰だよ?
聞いてると、葉桜づて奴も、障害者らしいし、、、
そう思っていると、葉桜って奴が手を挙げた。
ふ~ん。あいつの隣か、、、
俺は黙って葉桜って奴の隣の席に座る。
葉桜にノートを見せてみた。
よろしくって書かれてあるページ。
葉桜はまた、変なこと言ってる。
さっきから、こいつはアホなのか?
でも、、、
葉桜の笑顔は、すごく綺麗だった。